マルガリータの瞳

チェレステにやられる毎日。

九州チャレンジサイクルロードレース2019

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全日本選手権に出たくなった。

いつかは出てみたいなあと前から思っていたが、急に今しかないだろと思い立った次第。
色々調べたり、全日本完走者のあらたきさんに聞いてみたりした結果、表題のレースが一番狙い目では?ということになった。
しばたさんもあらたきさんも九チャレで出場権得てるしね。
しかし、おきなわからコンディションがずるずると下がり続けており、エントリーを決めたのは1月頃。
猶予は1ヶ月半。おきなわ並みに仕上げれば或いは…といったところ。
やるしかない………のはずだったが、寒さでやる気が激減。
昨年は毎日のように欠かさずローラーに乗っていたが、そんなこと出来るはずもなく。

これは無理だわ、と3月に入っても調子が上がらなかったため悟る。
極めつけに1週間前に長柄を走ったところ、杉花粉の猛威により花粉症が悪化。風邪なのか分からないほど。というかマジで寝れない。
観念して病院へ行き、ヤクを貰いキメる。
ガンギマリの結果、かなり症状が抑えられた。
それが金曜日。1週間前乗ってない。終わった……。
CTLは60も無いくらい。クソザコである。
まついさんを全力アシストして15位以内にねじ込むことを決意。
それすらも出来そうにないなとは分かっていたが。

九州チャレンジサイクルロードレース2019 M-E
44位/49人(他DNF23名) 1h51min04sec Ave37.7km/h
AP188W NP232W TSS139 1227kj
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辛うじて完走。九州まで来て何やってんだマジで。
クソオブクソ。巻きグソの一番下にも劣る。
くまモンに土下座して謝れ。
以下レースレポート。

コースは熊本県五木村。山ん中である。
谷の間を駆け抜けるイメージのコースレイアウト。
8kmのコースを4周、10kmのコースを4周で約80km。500mくらい登る。
例年コースが変わるようで今回は比較的緩めの設定?
後半の展開がハードになること必至。
試走した感じでは後半の激坂がかなりしんどい。多分ここで千切れる。

整列した時点で前から3番目辺りで好位置。ただ、周りが鹿屋の選手たち、イナーメ(高杉選手)、ゴローさん、と明らかに私の位置ではない。
私がここにいてすいません、という気持ちになったのは初めてだった。
この時点でもう呑まれていたな。そしてスタート。
マスドなのでみんな最初からクライマックス。
アカン、終わる…と必死についていく。かなり番手は落としたが真ん中より前にいたはず。

最初の橋を渡る。少し登っているし風が強い。斜め前から吹いてたかな。
ここで集団は緩む。下りに入っても向かい風基調なので楽。
ただ、血の気が多い若武者が多いからか集団が非常に不安定。油断してると被せられるし、強引に行こうとするとハスりそうで中々前に出られない。
道も広くないので集団はかなり密集状態。前が見えなさすぎてマジでいつ死んでもおかしくない。
今までのレースの中で一番恐怖を覚えた。
そして右端の方からガシャガシャと落車の音が。
恐怖は最高潮へ。死にたくない。
小規模っぽかったが油断ならん。

下りを終え、アップダウンゾーンへ。
コーナーの立ち上がりがまあまあえぐい。耐える。
トンネルに入ると何故かペースが上がる。耐える。
橋を渡ってホームストレートへ。
ここのコーナーの立ち上がりが一番えぐかった。
スプリントか?って勢いで周りが踏むので合わせざるを得ない。
600wくらい出てたかな。
位置が悪すぎだったのでその後もインターバル地獄。
前に出たくとも出れない。インターバルでじわじわ削られる。万事休す。

4周終わった時点でまあまあの疲れ。花粉に反応していたのもある。
これ完走いけるかな…と一抹の不安。この時点でレースする気力は失せていた。
5周目の例の激坂で敢えなく千切れる。やっぱ無理だわ。
みんな早すぎ。
1分410wくらい出てたっぽい。キツすぎ。
完走出来る自信無いしレースから降りることを決意。
しかし、前の方にむとうくんが見える。おやおや?調子が悪いのかな?
とりあえず追い付くまで頑張るか、ということで千切れ侍たちと共にローテーション。
普通に追い付く。10人くらいの集団。ええやん。
大学生やらチバポンズやらVC福岡やら。後はパラの日本代表もいたような。
ローテーションまわそーとお声がけをしながら、ペースを刻む。
むとうくんが積極的に引いてくれている。助かるわ。
私はほどよく引いておく。
明星大学の選手が元気ありそうだったからか前に出ると集団が崩壊していた。
協調する気無くて草。若いって良いな。
結局彼らも後々吸収。最初から分かっていたので淡々とローテーション回して追い付いた。

途中、同じ集団のチバポンズの選手に「今日はしばたさんとあらたきさんいないんですか?」と聞かれる。
「すいません、今日は雑魚しかいません(まついさんとむとうくんに失礼)」と返したら笑っていた。
メカトラやら何やらでまあまあの人数をパス。後ろから数えた方が早いかなと思ったがそうでもないかも。
淡々と平成最後の千切れ侍衆でローテーション回してラスト周。
どうやら最後まで走らせてくれるっぽい。ありがたや。

流石にみんな力残ってないでしょ、と思いきや下ってから何故かペースが上がる。
後ろが千切れるが着いていくしかない。6人くらい残ったのかな?
ジェットコースター区間で皆でゴリゴリに踏んで例のクソ坂へ。
流石に疲れて全員ヘロヘロっぽい。
と思いきや大学生らしき若武者2名が駆けていく。
元気やな。淡々と350wくらい踏んで死にかけになりつつ頂上へ。
ちょっとばかし間が空いたが追い付ける。
むとうくんが後ろにいたのは分かっていたので、最後くらい花を持たせようと思い「むとうくん!後ろついて!」と声をかける。

むとうくんもヘロヘロっぽい。
ローテーション(したっけ?)しつつトンネルを越え、橋を越え最後の直線へ。
途中で1名パスしたのであと1名。食える気しかしない。
100m圏内くらいにいたかな?
「引っ張るから行って!」とむとうくんに叫び、リードアウト開始。
思いの外粘ってくるので本気で踏む。ギリギリ追い付いた!と思ったがもうゴールライン
あれー?と振り返りながら普通に先着。
どうやら先輩に花を持たせたくれたらしい。ええやつや。
一緒にローテーションしてくれた方々にお疲れ様でしたーと声をかけておく。
本当にありがとうございました。
むとうくんもよう頑張った。でももっと上にいると思ったよ。また頑張ろう!

お互いに労いつつまついさんのところへ。
結果は…残念ながら15位以内には届かず。
それでも先頭集団に最終盤まで生き残っていたので流石。
まついさんなら次は必ずいけます。次は15位以内にぶちこんで差し上げます。がんばりましょ!
以下リザルト。
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1枚目にすら入ってねえ…………

というわけでチームとしても個人としても非常に残念な結果で終わってしまった。
CTL60も無いのに完走したことはまあ悪くないかもしれないが。言い訳だな。
終わってしまったことは仕方ない。久しぶりに何にも出来ない無力感を味わったが、ここで萎えても仕方がない(九チャレから1週間乗ってない)
全日本を諦めたわけではない。何があっても必ず行く。
今年の出場は無理そうだが来年に向けて頑張る心持ち。
そもそも計画性無さすぎ問題なんだよな。

あ、花粉症は直りました。以上。シーズンインだ。
レース前後については別途。

2018シリーズ第4戦 Super Cycle Enduro in下総

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photo by キクゾー

明けましておめでとうございます。
既に2月に入ってしまいましたが1月は特に記事を上げなかったので…。

大磯クリテリウム(みであむ)なるものに出ましたが、1周逃げて後は集団の中でインターバル地獄に苦しみ終わったのでまあいいかと。
楽しいレースでしたが、展開らしい展開も無かったので割愛。
多分もう出ることはありません。(絶望的に遠いので)
ましてや自走で行くこともありません。(片道100km)
ここまで書くとフリっぽいな…。

走ってて楽しい道じゃないのでまず自走はあり得ません…。
仮に文明の利器を使ったとしても、往復5時間はかかるので30分足らずのレースはちとコスパ悪いと言わざるを得ません。
エントリーフィーも安くないしね。
オフシーズンに刺激を貰える良いレースでしたが、クリテリウムは主戦場ではないので近くでやってれば出るかも、くらいの心持ち。

何故ここまで書くかというと一時の気の迷いでいつかまた出てしまいそうなので。
(冬はエンデューロが少ないんじゃ…)

気を取り直して今回の話を。
まずはリザルトから。

2018シリーズ第4戦 Super Cycle Enduro in下総 3hソロ
13位/55人 3h1min42sec Ave40.2km/h
AP183W NP227W TSS219 1949kj
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レーニングと割りきっていたがリザルトがショボいと腹立たしいな。
この時間にしてはNP高い…と思ったがあらたきさんのNPを聞いてそんなことはないなと思い直した。
でもおきなわよりはAPもNPもちょびっと高い。時間は同じくらいだから比較出来るはず。
間違いなくおきなわよりは調子は下がってるはずだけど…まあおきなわは何回か脚つってペース落ちてるせいかな。
パワーゾーンは……L6長いな。アタックしまくったせいかな。
総括するとパワー的には思ったより悪くない、といった感じ。


レースレポート…といきたいところだが、今回は応援に来てくれたフォトグラファーと一緒にレースに出た大きい風除け…もとい選手がいるので当日の朝から。
3人全員同じ市内かつ会場までは片道40kmくらいなので自走。
一人でも自走のつもりだったが、道中引いてくれるということで遠慮なく後ろにつかせていただく。
紹介が遅れた。
フォトグラファーこと菊乃屋喜久蔵(以下キクゾー)。彼は同い年なのだが未だにお互い敬語を使う丁寧な関係である。
尚、既にライフステージを3つくらい先に行かれているので人間としては負けている。
風除けことノブさん。少し年が離れているので敬意を払っているつもりだが、あまりご本人に伝わっていないようで残念。良く美浜大橋で走る仲。平坦が速い。
ライフステージは同じなので人間としては同格。安心。

レースは11時過ぎ開始で、受付が10時半までだったのでかなりゆっくりできる。
が、自走は何が起こるか分からない上に混雑は避けたかったので早めの7時出発。
途中まではゆるゆるペースで道案内し、利根川に出てからは前に出てもらう。
そんなに速くないペースなので記憶に残らないほどしょうもないことと話をしながら。
利根川CRは意外と長い(会場までは20kmくらい)上に景色が代わり映えしないので1人だとキツいが3人だとあっという間だった。
途中に朝ごはんを食べつつ2時間半ほどで下総フレンドリーパークに到着。
9時半くらいだったかな。思った以上に早く着いたが、途中で朝ごはんを食べれたのでヨシ。

ささっと受付して準備してうろうろしてると続々と知り合いが。
今日はお手柔らかにお願いしますよ~へへ~と話をしているとラスボスの雑賀選手が。
ちゃんとした形で会ったのはこれが初めて。
まあ周りに何人かいる状態だったので私を認識してはいなかったと思う。

いい感じに暖かくなってきたのでアンダーを1枚脱いで備える。
まだ暑いか?と思ったが、寒いところがあるらしいのでとりあえずアンダー2枚、レッグウォーマー、ワンピで臨む。
ぼーっとしてたら既に整列が始まっていたのでノブさんと少々遅れて並ぶ。真ん中よりちょい前くらいかな。

戦力分析。
Innocentからはあらたきさん、にしむらさん、私の3名と頭数こそ少ないが良い戦力が出場。ろくに作戦立ててないのであらたきさん頼みだが。
以下知り合いのチームの方々。
CircleCycle→ノブさん、Yさん
フリーダム→あかみねさん、いしまるさん
DEF→ヴェンジに乗ってる次郎系の人、あきらさん、ふかむらさん、女連れの人(わたなべさん)

この中で長距離レースに強いYさん、いしまるさん、次郎系の人は有力候補なので要注意。
出来れば湾岸に対抗するために協調したいところ。
(Yさんと次郎の人は割と協調出来たかな?)
湾岸は3名と少ないが間違いなく着順に絡んでくる。

個人的に立てた作戦としては以下の通り。
湾岸の動きは必ずチェック。
特に雑賀選手がどこにいるかは常に把握する。
あらたきさんはどこかで逃げるらしいので、それまで私が前目で展開してとにかく目立ってあらたきさんが逃げやすくする。(でもあらたきさん黒ジャージだったから同じチームと認識されてなかったな多分)
フィジカルモンスターであるあらたきさんの長所を活かすべく、常に集団を活性化させて休ませずに徐々にライバルたちの脚を削ることがミッション。
なので、3時間フルで走るつもりはあんまり無かった。
何もしないで集団の中で終わるのであればレースに出る意味は全くないし。
集団走行の練習をしに来たわけではなく、チームで勝つために来たのだから。


ということでようやくレースレポートが始まります。
既に満足しかけてますが、頑張って書きます。
今更だが、コースレイアウト。
1周1kmくらい。ちょっと登るけど公園の周りをぐるぐるっと走って終わり。
注意すべき点は野球場周辺の小さな溝。落車ポイント(フラグ)。
後はスタート直後の緩いS字コーナー。アウト側(コース全体で言うと外側)にいると前が詰まってブレーキをするはめになる。
なるべく外側にいない方がいいが、そうすると前に上がれないジレンマ。
内側だと周回遅れの方がいるので普通に危ない…。
どこにいれば一番安全かというと一番前。以上。

さてローリングスタート
早いとこ前に上がりたいが詰まって出れない。むむむ。
1周してリアルスタート。
ペースが上がるがそこまで速くない?
途中道が広くなるところがあるのでそこで一気に前に上がる。
湾岸やらOVER☆HEAT(以下OH)やらUnityやら。
Unityは茨城のチームなので個人的に推してる。
帰省のときに一緒に練習出来たらいいなー…と思っているがいつ実現するやら。

まあ有力どころは大体前にいる感じ。
挨拶代わりに右側から一気に抜いてアタック。
下って右に曲がってちょっと登るところだったような。
400wくらいで10秒くらい踏んでちらっと後ろを見ると、キッチリついてきてる。
中切れも発生していない。
なるほど、ちょっとした動きも許してくれないのね。(チェック厳しすぎじゃない?)
1周1kmなので速いと1分半でラップ出来るコースレイアウト…易々と逃げを容認するわけがないよね。
私もそのつもりだったので大人しく集団に飲み込まれる。
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photo by キクゾー
DEFあきらさんとの夢の共演。


しばらくすると雑賀選手がアタック。
脊髄反射で反応。すぐにペースを緩めてたので様子見だったもよう。
するとその後に別の湾岸の選手ゴール前の坂でアタック。
まだ回復してないんだけど…と思いつつもチェック。
こちらも様子見だったもよう。無駄足だったか。
でも逃がさないよというメッセージは伝わったはず。
この辺で「コンディションは良くないはずなのに今日は調子が良いな」と気づき始める。
アタック直後は息が多少乱れるがすぐ回復するし。脚はあんまりダメージがないような。
思ってたより踏んでなかったのかな。
野球場周辺ではあいさんが常駐していたので黄色い声援が大体聞こえてくる。助かる。
ただ、1周が短いので途中から多分応援するのが大変になったと思われる。
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photo by キクゾー
後ろにいるのは雑賀選手。めっちゃ近くにいた!

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photo by キクゾー
あらたきさんが何か私に話しかけてる。
その後ろでDEFのヴェンジの人が何故か笑ってる。平和。

その後はローテーションに入ったり後ろでぬくぬく。
一度野球場周辺でペース上がった際に、思いっきりトルクをかけたら例の溝にハマって後輪が踊った。
あ、終わったと思ったが上手いことバランスがとれて無事に済んだ。
真後ろにあらたきさんがいたらしく、「みやくん終わったと思った」と後で教えてくれた。
自爆で済めば良いが、後続を巻き込むとシャレにならないのでマジで良かった。
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photo by キクゾー
まだ元気だった頃。


その後も機を見てたまーにアタック。
逃げる気は無いが、余りにも後ろが牽制していたら逃げるココロモチ。
流石に逃がしてくれなかったが。この世は無情。
1時間半経ったくらいだったかな?
私のアタックに反応して5名ほど抜け出す形に。
乗りたかったけど回復が間に合わなかったのでとりあえず見送る。
これやばいのでは?と思ったが、まあ追い付くでしょと楽観。
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photo by キクゾー
あらたきさんが後ろにいたことをこれで知る。


湾岸が1名入ってたしこれはもしや…と嫌な予感がした。
もちろん的中。集団内に残った湾岸2名は逃げを追う理由が無いのでローテーションに加わらない。
というか前から二番目辺りのポジションをずっとキープ。
先頭の人が先頭交代を促しても当然前に出ない。
この戦法最近良く見た気がするな…12月くらいに…。
いざ自分がやられると非常に厄介。
まあ湾岸の選手をローテーションから飛ばしてやるしかないか。
分かっている人はすっと交代していたが、何が起きてるの?っていう人がほとんどだったのでローテーションが全く回らず。
集団のペースが下がって逃げ切り濃厚になると非常にまずい。
なので「湾岸飛ばしてー!ローテーションする気ないよ!」と何回か叫ぶ。
後ろで誰か似たようなことを言ってくれた人がいたような?
その甲斐あってかまあまあローテーションが回る感じに。
私もローテーションに加わるが、あらたきさんの引きが強すぎて虫の息。
踏んでも踏んでも追い付かねえ。見える範囲にいるのに。
あらたきさんが途中で「ニセコクラシックみたいだね!」と嬉しそうに言っていたのがハイライト。
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photo by キクゾー
まだ元気だった頃。(逃げ集団の位置を確認してる)

あらたきさんの脚が削れてしまうが仕方ない…。
大人しく後ろに引っ込んで回復を待つ。
これで逃げ切られたら戦犯やな…と思いつつ。
おや、にしむらさんもローテーションに加わっている…。
元気になってきたのかな。
後ろにいてもそれなりにペースが速く中々回復しないので、前に出られない。
DEFの次郎の人も積極的に引いているもよう。流石平坦は頼りになるな。
Yさんも前に展開して引いてくれてる。助かるわ。

一度物凄いペースアップがあって中切れがあった。
私の前の人が全力で踏むので私もそれについていく。
500wくらいだったか。
本当は協調してブリッジしてもいいくらいだったが、私の脚が終わっていたので後ろでひたすら耐えた。
程なくして先頭に合流。マジで危なかった。
本当に助かったので引いてくださった方に丁寧にお礼を言う。
ジャージ忘れちゃった…どこの方だったんだろう。
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photo by キクゾー
死にかけ。

気付くといしまるさんが前から落ちてきた。
おや、逃げに乗っていたはずだが…?
というかこの人が逃げに乗ってたならほっといても良かった…?
とりあえず逃げはそろそろ吸収出来そうだと思ったら、程なくして吸収。
これで振り出しに戻った。
カウンターでアタック来たらやばいなと思ったが、集団は大人しめ。
みんな疲れてきたか?
2時間半経ったくらいだったし、疲労もピークに来て、最後のペースアップとアタックに備える雰囲気がどことなく漂っていた。
こういうときに逃げられると強いんだけどな。
もう無理かと思ったが脚が回復してきた。
ということでゆるゆるペースなので散発的にアタック。とにかく集団を活性化させる。

途中余りにも緩かったせいか、私が先頭交代を促しても交代してくれないことがあった。
あ、疲れてるんだなと思ったのでペースを緩めて再度右肘をちょいちょいと振る。
反応がない。右じゃダメかと思い、左肘も使って両肘でちょいちょいと振る。
やはり反応がない。痺れを切らして3番目の人が前に出てくれた(笑)
この姿をあらたきさんたちも見ていたらしく、それなりに面白かったもよう。

長い戦いも終わりが見えてきた。
残り5分くらい?
でも全然ペースが上がらないので脚が残ってれば逃げ切り行けそうな感じ。
まあもう無理だけど。
このままゴールスプリントに持ち込まれると面倒なので野球場前の坂でアタック。
あらたきさんが一緒に来てくれることを祈りつつ。
後ろを見る。違う人がわらわら来ちゃった。
あ、やらかしたかもと思ったがそのまま逃げられることもなく一緒に集団に戻る。
残り3分くらい。
イケそうなのでもっかいアタック。脚を残す気はない。
一瞬このまま逃げるか悩んだが、思ったより脚にキテいたので集団から飛び出すだけで終わる。
あーだめかー。

残り1分くらいでS/G地点を通過。
流石にこれはラストラップだろ、ということで一気にペースが上がる。
私は「あ、ヤバい…」と思いつつ何とかついていく。
と、ここで芝生エリア(どこも芝生だけど)のS字コーナーにて前の方で落車。
終わった…と思ったが普通に避けれた。
ただ、ブレーキを余儀なくされ集団から一気に離される。
意識していなかったが、この時の私は非常に不服そうな顔をしていたらしい。
9割心が折れたが落車した方に「大丈夫ですか?」と声をかけてから全力で踏む。
ペースアップしたタイミングでブレーキしたせいで普通に10秒近く離れていたので、「ああこれは無理だわ…」と思いつつ出来る限り踏む。
前からポロポロ落ちてきた人をパスしつつ、全く追い付けないままゴール前の坂へ。
端に落車した方が転がっていて非常に痛そうにうめき声を上げていた。
可哀想に…と思いつつゴール。 やっと解放されたー。
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誰が勝ったかというと…。
1位は雑賀選手、2位は石橋選手、3位は石塚選手。
湾岸が1・2・3フィニッシュ。完敗だった。
というか逃げた選手も表彰台に送り込むって凄すぎ。
最初から湾岸の独壇場になると分かっていながらこの結果。
非常に悔しいが、ここまで来ると逆に気持ちいい。
いや、やっぱり悔しいな。

あらたきさんとにしむらさんと合流。
お二人からめっちゃ褒められた!!!!!
あんな雑なアタックでも何度も何度もやった甲斐があったのか、かなり目立っていたらしい。
他の知り合いの方々とも合流。お互いに労い合う。
ガヤ要員のあいさんからは目立ってたから応援の甲斐あったよーと。
途中暇すぎてブランコと砂場と滑り台で遊んでいたらしい(ここだけ本人添削)
もっとレースを動かせるよう精進いたします。
出番をもっと増やせるよう頑張ります。

ノブさんは途中からレースから見なくなっていたので何となく予想していたが、残り30分でリタイアしていたらしい。
帰れなくなると思ったようで。(その割に帰り道は元気だったが)
キクゾーとも合流。大体視界の隅っこにいた気配がしたが、やはりあちこち移動して撮影ポイントを変えつつパシャっていたもよう。
彼はカメラ機材の為にわざわざクソデカサドルバッグを装備してきたので、相当頑張ってくれた。
ところどころ写真を掲載したがどれもかっちょ良く撮ってくれて頭が下がる思い。

寒いから服を着たいのに雑談が終わらず、中々荷物置き場に辿り着けないトラブルがあったものの、無事に上着を着て防寒。
荷物番をやっていただいたDEFのわたなべさんの奥さん(ですよね?)、ありがとうございます。
リザルト出たかなーと受付の方に行こうとすると、湾岸の方がすーっとこちらへ。
雑賀選手である。まさかこんな雑魚キャラの私に用事があるとは思えないが、バッチリ目が合う。
開口一番、「(ローテーション乱して)ごめんね」と。
戦略なので大丈夫ですよ!(1ヶ月前くらいに私もやりましたよ!とは言わなかった)と返したが、腰の低さにこちらがビビる。
まあ今考えると表彰台独占出来て気分は最高だったに違いない。
それが無くても同じアクション取ってくれたとは思うけど。

組織的に動けてたね、とお褒めのお言葉を頂戴した。
いえ、各々勝手に動いてただけです……。
あらたきさんがモリモリ集団を引き倒してただけです…。
もう一人湾岸の方(JBCFで審判とかやってるらしい)が混じって「日頃の練習はどこでやってる?」とか「実業団レース出たらどう?」とかそんな話をしつつ。
実業団に関しては怖いんで出ないっすと言ったら「すぐE1上がれば大丈夫だよ、実業団レースの方が学べることいっぱいあるよ」と色々教えてくれた。
別にJPT目指してるわけでも何でもないので、まあ必要に迫られたら出るかな程度。
近々登録せざるを得ないことがありそうな、ないような。

近いところに住んでるし機会があったら一緒に練習しましょう!と有難いお言葉をいただいてその場から失礼。
どうやら湾岸の選手は比較的私のご近所さんらしい。
そんな気はしていたけども。でも全くエンカウントしないんだよなあ…。
Td55の時はコンビニで見かけたけどね。
恐れ多いがおきなわ前はご一緒させていただければ…。
まあ何にしても名だたるレースで活躍している強豪選手とお話が出来るとは。
少なくとも5回くらい転生しないとダメだと思ってたよ。

その後はウダウダしつつ、じゃんけん大会でボロクソに負けて帰路へ。
これが死ぬほど辛かった。
向かい風だし、寒いし、脚ガッチガチだし、肺が痛いし。
キクゾーが坂で500w要求してきたときには本気で頭に来た。
レース後の人間にやる所業とは思えない。
というかあんな重いバイクで良くあんな踏めたな君。
次会ったら引き摺り回してあげるね。
ノブさんも普通に元気なので実質私だけがヘロヘロだった。
40kmほど死力を尽くして家の近くまで辿り着く。

折角なので近くの定食屋で3人で仲良くモリモリご飯を食べた。
ノブさんが「(近いけど疲れたから)帰りたくない…」と言い出すので「うちに泊まります?」と1ミリもその気は無かったが聞くと、「どうせ物置で寝てろとか言うんでしょ」と。
もしそうなったら普通にソファ貸そうと思ってましたよ。泊める気無いけど。

お二人には終始引いていただいたのでお礼を言って解散。
良い日曜日だった。レースの結果は置いといて。
さて来月は最終戦に出るのでリベンジマッチです。
九チャレもあるので2月でちゃんと調子を上げて仕上げます。

ってか今回はめちゃくちゃ長くなったな。関係ない話多いし。もっとすぱっと書いてちゃちゃっと上げたい所存。
まあ後で見返すときに余計なところある方が面白かったりするんだけども。

本当は食べ物でオチにしたかったんだけど撮り忘れるヘマをやらかしたのでアホ毛部門優勝者の写真を。
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photo by AI san

アホ毛も精進します。

ウィンターサイクルマラソン in袖ヶ浦 2018

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おきなわから1ヶ月か(遠い目)
もっと昔だったように感じるな。一日千秋。

さて、今年の締めくくりとして一昨年から毎年出ておりますウィンターサイクルマラソン(WCM)に出てきました。
余りにもこの後の話が長いのでとりあえず結果から。

ウィンターサイクルマラソン in袖ヶ浦 2hエンデューロソロ
3位/94位 2h2min48sec Ave39.4km/h
AP184W NP230W TSS151 1316kj

パワーゾーンはこんなかんじ。
インターバルっすなあ…。というかL4とL5が酷いな…。
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人生初表彰台&入賞!!!!!!!!!!!!!!!!
長かった…。あ、チームEDは除外してます。

実はその少し前にセオフェスにも出ましたが、4hチームエンデューロだったので割愛。遊びだと思って先頭集団でアタックしまくってたしね。
相方がクソザコ…もとい不調だったようで結果は奮わなかったが非常に楽しかった。少なくとも袖ヶ浦ではまあまあ戦えるんだなと。
おきなわでは全くダメだったけど10月に2600km走った意味は多少あったようだなと確認できた。

そんな中、まあまあコンディションが良い状態で臨むと思いきや、12月に入ってから忘年会、飲み会ラッシュで人として死ぬ。
直近2週間、乗ったのは2回だけ。どっちも合わせても2時間ちょっと。
お酒を飲んでる時間の方が遥かに長い。
お酒を言い訳にしてはいけないが、アルコール入るとどうも次の日体が重くて敵わない。
流石に生活リズムがぶっ壊れたので、金曜の飲み会はノンアルコールでやり過ごす。
レースが近いのもあったが、もうアルコールはいいやと。
ちょっとインターバル置かせてくれと。

そんなこんなでCTLは100から80ちょっとに。もうFTP変わってるレベル。
乗れないと不思議なもので、一時は乗らなきゃ(使命感)となるが今更調子上がらないよな…と結局乗らなくなる。
土曜も1日暇だったが、1日乗ったくらいじゃもう遅いなと思い、DNSするかまで悩む。
あんでぃさんが車で送ってくれるということで、行くしかないのでとりあえず行ったが。

エントリーリストを見てもまるでやれる気がしない。
まずは味方全員がちゅよい…。まついさん、あらたさん、むとうくんの3名。間違いなく着順に絡んでくる。
そして、フリーダムのにしさん、あかみねさん。私より少し格上。
後はRXのきくさん。個人的にはこの人とまついさんの一騎討ちになるかなと。

快適なあんでぃドライヴにより袖ヶ浦へ。
2週間ぶりだが、あの時の比じゃないくらい寒い。
5度も無いんじゃないかこれ。
1分間に100回くらい「寒い」を言い続けてピットへ。
午前中は応援。これが楽しかった。
うみさん、にうさんが4位、5位フィニッシュ。流石です。
にうさん、朝練しまくってるからいけるのではと思ったが…。まあ色々あったのだろう。
いしださんも大健闘だった。2回目のレースにしては上出来。
集団の中で走れるようになれればもっとやれる。
にしむらさんも先頭集団で遊んでて楽しそうだったな。
前引けーって叫んだら本当に引いてて面白かった。
あの姿を見て、「あぁ今日はあんなの無理だなあ…」と静かに悟った。

むとうくんの盗難未遂事件(本当に不幸中の幸い)などもあり、午前中が終了。
むとうくんが事情聴取を受けながらご飯を食べるという暴挙(私も多分やるけど)に出るのを見つつ、あらたさんとアップに出掛ける。
普通にキツい。やっぱり走らなかった者にはそれ相応の報いがあるようだ。
短時間であれば問題無さそうだが、ブリッジやエスケープは数回が限界だろうと。というか集団からドロップしかねないレベル。
「やっぱり自転車って楽しいですね、でもほどほどがいいですよね」とこれから2時間走ることから逃避。
あらたさんは笑っていたが、割と真面目に走りたくねえなと思っていた。
不調で走っても結果が知れてるし。
ネガティブなことを言ってたらあらたさんが「こいつ大丈夫か」的な表情を浮かべていたので「まじでやべえやつだ」とそれ以上は我慢しました。

まあやれるところまでやろう、とスタート。
整列が遅れたので少し後ろ目。
ローリングでポジションを少し上げて様子見、1周してリアルスタート。
ペースが一気に上がるが、まあそうでもない。
今年のマトリックスは大人しいな。クレームでも来たのかな。
数周回したらローテーションから外れていたのでそういう方針だったのかも。
ペースがゆっくりなので被せられまくりで中々安全にポジションを上げられない。
辛抱強くその時を待つ。
最初の右コーナーからの坂、左側がガラ空きだったのでぶち抜く。
先頭まで躍り出ることに成功。あらたさん、むとうくんは近くにいることを確認。有力勢もちらほら。
しかし、あの人がいない。まついさんである。
前の方にいたはずだが、見落としたか?それとも後方に下がった?
まあどこかにいるか、と一旦考えないようにしてローテーションに加わる。
私はこの時凄まじい勘違いをしていた。
まついさんは私が想像しうる動きをするような男ではないことを。

ローテーションに加わってもそこまで本気ではやらない。
先は長いし、そもそも本調子ではない。無理は禁物。
私が楽に加われる程度で察して欲しいのだが、ローテーションがきちんと回っていない。
何というかペースが中々上がらない。あれだけ遅いと思ったセオフェスの先頭集団よりももっと遅い。
様子見してんなーと思ったが、それならそれでこちらも、と緩めに引く。
何度かアタックがかかり、ブリッジをかけてそのままローテーションを回そうと思っても後続が続かない。
というかみんな下りきってからの右コーナー(落車ポイント)が遅い。ブレーキかけなくてもいけるぞここ。50km/hで突っ込んでも問題ない。

何だかなーと思ってると集団のどこかで「逃げがいる」という話が。
そんな馬鹿なと思った。モトバイクはすぐそこにいるし、分差を教えてくれるわけでもない。
あらたさんも「まついさん逃げてる!」と伝えてくれたが、「逃げてない!(根拠ゼロ)」と無下にしてしまった。
本当に逃げてるとしたらほとんど開始直後から逃げてることになる。
そんなことあるわけない。あのまついさんですらそんな無謀なことはしない。

逃げてる逃げてない論争はしばらく続いたが、集団のあちこちで「逃げが2人」という話が聞こえてくるのでほぼ間違いないことが。
だめ押しにあらずーの方が「まついさんとチームメイトが逃げてます」と教えてくれた。
あらたさん、すいません。まついさんは私の遥か上を行っていた。
モトバイクが分差を教えてくれた。どうやら1分半。
微妙な差である。頑張れば捕まえられそうだが、今すぐ動かないといけない差でもない。
この時点では残り1時間くらいだったか。
こうなったからにはまついさんを逃がすしかない。
残った3人で集団をコントロールする。もちろん、意思疏通して、やるべきことを明確に。

とにかくアタックは潰す、ローテーションに加わってもすぐに先頭交代するか若しくは拒否する(笑)
非常にいやらしい動きに徹した。
文句を言われそうなので「"恐らく"私のチームメイトが逃げている"らしい"ので回れません」と伝える。
モトバイクは逃げの存在を教えてくれたが、それがまついさんか確証は得られなかったので。
まついさんだと確信していたが、違ったら恥ずかしいので自信無さげに。
先頭集団はまあまあ大きかったが、回してるのは10人もいないくらい。
RX、フリーダム、内房、OVERHEAT(チームだったらしい)、あとグレーのオシャレジャージなどなど。
実はどこかで追走の動きがあったらしいが気付かなかった。
良く見てないとダメだな…。

全くペースが上がらないのでアタックがかかる。
あらたさんが仁義なきチェック。ただ、ダンシングしてゴリゴリ踏むまでやる必要あったのかなとは思った。
誰か逃げようぜ的な鋭いアタックだったのでほっといてもじわじわ吸収出来そうだったので。
ちょっと脚使いすぎかなーと感じたが、調子が良いんだろうと思い何も言わなかった。
結果的には誰も彼もが良い感じに脚を使ってくれていたのでオールオッケー。

私もたまにチェックに入り、先頭交代要求されても拒否してペースを落ち着かせる。
前に出ても緩めに引いてすぐに交代を促す。交代しなかったら完全に脚を止めて、引かないなら私も引きませんよと意思表示。
今思うと露骨過ぎたかなと感じるが、別にチームプレイ関係無くてもやっていけないことではない。
まあ逆の立場だったら死ぬほどイライラするだろうが、それなら集団を取りまとめてペースアップを図るか、ブリッジをかければいいだけ。
まあそれが簡単に出来ないから上手いことハマったんだけれど…。
あらたさんが結構な時間をそれなりの強度で引くので「サイクリング!サイクリング!」と声をかけて落ち着かせる。
私の代わりに長く引いてもらって助かるが、緩めで短くで良いんです。ペースが遅いと感じたらローテーション飛ばせば良いんだし、後ろでぬくぬくしてる人たちは文句を言えないだろう。
実際セオフェスではペースが緩んだら誰かがアタックしてペースアップ、というのが延々と繰り返されていたし。
恐らくアレが正解なんだろう。
コントロールされるのが嫌なら自分から積極的に動くしかない。

残り30分くらい。脚を使わないようにかなり気を遣ったが、それでも度重なるインターバルとチェックで消耗した。
スプリント1発くらいならまあいけるだろうなと。
逃げとの差は変わらず1分半。ちょっとずつ縮むかもと思ったがまついさんがきっちりやってくれている。これはこのまま本当に行くかもしれないと思い始めた。
我々3人のコントロールも功を奏してるっぽい。

この辺で集団もまずいことに気付いたようで単独でペースアップを図る人がチラホラ出てきた。
しかしもう遅い。このタイミングじゃ仮に吸収出来ても脚の回復が間に合うわけがない。
枚数を揃えているチームは我々Innocentのみ。他は単独か数名程度。
逃げを吸収するには、チームの垣根を越えて協力するしかない。
だが、リーダーシップを発揮する人がいなかった。
というより半分諦め半分様子見、みたいな感じだったかな。
これはイケると思った。後は例のアレに耐えれば問題無いなと。

そして残り15分くらい。
やはり逃げとの差は変わらず1分半。すげえ。
にしむらさん(今日はCWD)がすっと横に来て「これは確定だね」と。
その言葉を聞いて私も確信した。
(もう少し前に合流していたような気もするが覚えていない)
だが、うっすら降っていた雨がまあまあの本降りになっており、路面はウェッティでナーバスな感じに。
加えて放射冷却で気温も下がり、ただでさえ寒い気温が極寒に。
指ぬきグローブだと手が死ぬほど冷たい。しかしやるしかない。
注意すべきはコーナー。突っ込んで後続を離すことはもう出来ない。

待ってましたとばかりに例の彼らが登場。
仁義なきマトリックス明治大学である。
去年は彼ら(明治はいなかったかも)の鬼引きで集団が崩壊していた(らしい)。
それが分かっていたので常に前から5番目あたりまでは維持していた。
あらずーの方と「(ペースが上がると逃げが)やばいですね」
と苦笑混じりに会話する。
というよりも我々も存亡が危うい。離れたら終わると分かっていたので番手を死守。
私は4番手くらいだったのでギリギリ良い位置。
最早メーターを見る余裕すらない。本気の踏みで集団を崩壊させようとしている。
1人踏み切ったら切り離して次が踏み切る、という使い捨て方式だったので徐々に人が減る。
ローテーションするまではやらないよ、なのかなと感じた。
本気で踏むけど後続が続かないほどまでは壊さないっぽい。
それでも最終的にはツキ切れしていたが…。

私の前があかみねさんだったが、彼がギブアップ。
左に避けるのに合わせて私も左に寄ってしまい、進路が塞がれる格好に。
やばい、終わる!と思ったら私の後ろにいたにしさんが前にブリッジ。
これは追い付かないとあかんのでありったけの力を注ぐ。
500w以上出ていたが何とか追い付く。後ろも誰かしらいた。

しかし、誰も彼も虫の息。マトリックスは全員使いきって明治の選手2人だけ集団から先行している形。
明治の選手たちは後ろを見て完全に脚を緩めていた。
にしさんは後ろに下がり、気付いたら私が集団の先頭に。
いやいや逃げがあるのに引かないよ、と先頭交代を要求。
代わってくれないので脚を止める。
後ろにいたOVERHEATの選手が「いきなり脚を止めないでー」と笑いながら声をかけてくる。
確かにいきなり止まると危ないなと思い、400w程度じわじわーっと踏んで明治の選手たちに追い付く。
脚を使いたくなかったが後ろを更に疲弊させる為なら良いかなと。
なのでちゃんと来てるものだと思って後ろを見ると少し離れてる。5秒くらい?

逃げよう。
全くそのつもりはなかったが即断即決。
いや実際は「あ!!!!!これ逃げるしかねえ!!!!!やべえ!!!!」と楽しいことになっていた。
ちょっと卑怯かなと思いつつ明治の選手たちの後ろに付く。
キツい。前を見るとハンドルに手を絡ませ下を向いてエアロポジションで踏んでる。彼らも本気らしい。
申し訳ないなと思っていると、私もローテーションに加わることに。
いやいやそんな脚ありませんから…でもやるしかねえ!
死にそうになりながら明治と刻む魂のエスケープ。
途中から1人離脱し、2人だけになって更にきつい。
声援が聞こえてきたので力を振り絞る。
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photo by Shatei san

後ろをチラチラ見るが、お見合いしてるのか中々迫ってこない。
時間を見るとあと5分くらい。
1周3分強なので少なくとも2周はしないといけない。
明治の選手から「15時半までですよね?」と聞かれ、息も絶え絶えに「そうです!!」と全力で答える。彼は余裕そう。
最後まで持つか自信が全くない。それでもこれしか残されていないので踏む。
追い付かれたら終わり。スプリントでは勝ち目が無いし、そもそも脚が残っていない。

下りもしっかり踏んでコーナーはかなり丁寧に処理。
落車したら終わる…と内心ドキドキだったがクリア。
そして残り1分くらいでゴールラインを通過。
「これ最後ですよね!!」と聞くと「多分そうですね」と至極冷静に返してくれた。
恐らく後ろはタイムアップまでにゴールラインを通過するのでまだ終わりじゃない。むしろここからが勝負。
この辺では流石に単独。彼らも最後までローテーション回すつもりはないらしい。
野暮なことはしないよ、ということだろう。
そんな気はしてたので残すものは最早あるまいと限界走。
逃がしてくれーと思いながら最後のコーナーを曲がる。
後ろを見る。い、いない…ように見える!
いけるぞ!!!と思いながら最後の力でストレートを駆け抜ける。
横から明治の選手と2hの選手(知らないジャージ)が飛んで行く。
嘘だろ…と思いつつも踏みやめない。でも追い付けない…。
無理だわ…と途中で悟ったが、何も考えずに最後まで踏んでゴール。

あれだけお膳立てしてもらって4位って何だよと思い、悔しすぎてハンドルを何回かぶっ叩く。
3Tのカーボンハンドルが良い感じにしなっていた。
あー終わった…と失意の中、一緒にローテーションを回った方々に謝罪して回る。
ルールの範囲内であっても、ローテーションを掻き乱してしまったことには変わらないから。
全員浮かない表情で「まあチームプレーだし仕方ない」的なニュアンスで許してくれたが、気分は晴れないだろうなと。

でも色々考えたけど、ローテーションに加わらないで必ず後方にいるべき理由は無いし、積極的に前にいたのはアタックを潰すのが目的。
アタックは脚を使うがチェックも脚を使う。
別に温存しまくってたわけではない(驚くほどNPが低いが)。
集団をコントロールされたらそれを奪い返すしかないと思う。
あれだけコントロール出来たのは全体的なペースが遅かったから。
アタックはかかっても単発で続かなかったから。
誰もが積極的な動きをすればもう少し違う結果になっていたのではと思う。
大前提はまついさんが最初から最後まで逃げてくれたから、だけど。
ペースは不安定だったが、あの集団で2人を捕まえられなかったのは逃げた2人が本当に強かったからだろう。

今考えればまついさんの勝利を疑わず無理にブリッジせずに淡々と集団をコントロールしたのは信頼の証かなと思う。
少なくともたじまさんだけ逃げ続けるだろうとは考えなかった。
吸収するとしたら同時か、まついさんが最後だろうと。

終わるまで本当にまついさんはいるんだろうかとほんの少しだけ思ったが、コース上で発見。
本当に逃げきって勝ってしまったらしい。
一緒のレースだったが、一緒に走った時間はほとんど無かった(笑)
ピットに戻ると祝福の嵐。え?4位ですよねと聞くと「3位だよ!!!」と。
全く実感が湧かなかったが、結果よりも色んな人からハイテンションでおめでとうを言われたことが嬉しかった。
色々あったけど間違ってなかったなと。
涙は出なかったが、本当に嬉しかった。
今年で2番目に幸せだったな。1番目は姪っ子が心を開いてくれたこと。
でも乗ってないのにこの結果は少し出来すぎだな。
ただ、周りの助けがあって幸運なだけだった。次は実力で勝ち取ろう。

まついさんが永遠と逃げてくれたこと、あらたさんがアタックを潰し、むとうくんと集団をコントロールしてくれたからこその結果。
色んなレースレポートで「誰々~のお陰で~」という記載を良く見かけるが、本当にその通りだった。
私の実力(今のコンディション)では正直身に余る成績。
でも本当にありがとうございます。
もちろん、黄色い声援を送っていただいた方々も!!!

去年は酷い結果に終わり、正直心が折れた。
続ける理由が無いなと思った。
それでも楽しい瞬間がたまに来るから諦めずに続けた。
今年に入ってからも一度挫けたけど、また立ち上がった。
本当に続けて良かったなと、心から思う。
無機質なリザルトでもあの熱量は忘れられない。
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photo by Moeko san


こっから蛇足

苦節2年…色々あったがようやく実を結んでくれた。
平日に何度か100km走ってもおきなわではダメでした~と、ジロのおかもとさんに言ったら「いつか必ず実を結びますよ」と優しい言葉をかけてくれた。
凄く嬉しかったが、いつになるやら…と。
続けて良かった。本当にこれで良いのかと悩んで、迷いに迷って進み続けたが、間違っていなかった。
去年の私は全てが間違っていたと思った。
実は去年も間違ってはおらず、ただ機が熟していなかっただけ。
今後も壁にぶち当たって嫌になることがあると思う。
それでも自転車は漕いでさえいれば必ず進む。いつかきっとどこかに辿り着く。それだけは忘れないようにしたい。

まあそんなことはどうでもよくて、お肉は美味しい。
それだけは伝えたかった。
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ツール・ド・おきなわ2018 100km U39

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やってきました、ツール・ド・おきなわ
去年は集団落車に巻き込まれ、追走で脚を使い切り死亡し、苦渋しかなかったレース。
余りにも悔しかった…というか忘れたくても忘れられなかったので1年間かけて準備してきた。
2018年はこの時のために全てを費やした、と言っても過言ではない。(尚10月だけ)

この年の全てがここに集結するレース。
さて最初に結果から。

ツール・ド・おきなわ ロードレース100km アンダー39
43位/212位 3h1min53sec(リザルトだと3h4min48sec) Ave35.4km/h
AP174W NP221W TSS208 1877kj

うーんこの。
去年と比較すると順位は60位くらい上がってるが、この順位は正直ガッカリ。あり得ない。
最低でもシングルはいくつもりだった。
ただまあタイムは去年より20分以上短縮出来ており、これは驚異的。
去年のあんでいさん(15位)よりも数分速い。
優勝タイムもかなり短縮されていたような。
パワー的にはAPはちょびっとだけしか上がってないが、NPは10以上上がっておりやっとロードレースっぽい踏み方が出来るようになってきたかな?という感じ。
kJは去年より低いが時間のせいかな?まあでもそれだけエネルギーを使わずして走れたのは良しとするか。

以下展開。
当然ながらシード権は無いので普通に並ぶ。前目に並べたので問題なくスタートできた。どうやらチャンピオンレースが例年より早かったようで我々のスタートも去年より早かった。
先にO40組がスタート。続いて我々U39。去年は前に出れずにあの結果になってしまったのでとにかく前に行く。いきなり奥の登りなので高出力を要求されて、スロースターターな私にはちと辛い。300w前後踏まされるがまあイケる。去年より速い気がするが気にしないことにする。先頭はMivroの選手(水谷さん?)が積極的に引いてる感じ。数少ない知り合いであるサイクルフリーダムの西石垣選手(以下西さん)、東選手(以下東さん)の近くにいるようにする。彼らはクライマー体型なので楽そう。
GIROの岡野選手(以下岡野さん)は面識ゼロで一方的に知っていたが、同じくらいの位置にいたのかな?

そんなこんなで奥の登りが終了。去年(6分)より1分速い5分。やっぱり速かったか。
先頭から10番手ほどでクリア。この位置なら問題ないはず。
そして海岸線へ。多少坂があるが下り基調なので70km/hくらい出る。流石に集団なのであまりリスキーなことをしないようセーフティに。慎重に集中しながら下る。
不思議と怖くない。今までの練習で、下りで安全にぶっ飛ばせるところはぶっ飛ばした甲斐があった。
途中何ヵ所かトンネルがあるが、奇声をあげてる人がいて恐怖を覚える。治安が悪いな。
落車しそうなシーンは前の方で2回ほどあったが、どれも大事には至らず平和に推移。
ガンガン前に被されるが、引く気はないのでいかせる。ただ、ポジションは必要以上に下げないように。
楽だな~と思ってサイコンを見ると250wくらい踏んでいたので意外と踏まされていた。こういう細かいところでの脚の残し方が重要よな…。
50番手くらいだったが、気付いたらもう少し番手が上がっていたのでそのまま普久川ダムへ。

ここは最大の難所と言っても差し支えない場所。個人的には先頭集団でクリアすることが最大の関門だと思っていた。
ここさえクリアできれば羽地までいけると確信していた。まあそうはならなかったが…。
手元のタイムを見て、32分くらいだったので50分まで耐えよう!と心に決めて死地へ。
280~320wほどで集団は推移。かなりピリピリしてる感じ。先頭はやはりMivroの選手が積極的に引いている。つええな。流石6倍界王拳の使い手よ。
途中、ガーン!ガーン!という異音が右の方からずーっと鳴ってるので落車か!?と思ったがそうではなさそう。
どうやらギャラリーがガードレールを叩いて応援してる模様。何か叫びながら叩いていたので普通に怖かった。
どうやら各カテゴリーでも目撃情報が上がっていたのでずっといたらしい。
我々の集団はかなり殺気立っていたので気にしてる雰囲気ではなかった。
私もかなり必死だったので視界の隅にちらっと映すのが限界だった。

アップダウンのお陰で集団が緩んでくれるのでKOMまで1kmまでの看板までは耐久できた。位置は20番手くらい。
このくらいのペースなら辛いが千切れるほどではない。昨日の試走の方がまだ体感的に辛かった。まあ集団効果でかなり速く上れていたはず。
「あと1kmならいけるじゃん!」と少し余裕が出てくる。しかし、KOMまで残り500mくらいのところでアタックがかかる。当然、魔剤ンゴ!?となる。流石についていけないので千切れる。
やばい、レースが終わる…いかせちゃダメだ…と思うが脚がかなりキていた。
KIAIで最小限の差に留める。恐らく10秒差くらいだったかと。
やばいやばいと思いつつも、ダムの隣の坂で徐々に差が開く。あー終わったか…と諦めかける。
しかし、 西さん、東さん、岡野さんが後ろに下がってから目にしていなかったので「知ってる有力勢が千切れている」ということが意識の隅っこにあったので、淡い希望がちょびっとあった。
因みにすとらばだとこのくらいのタイム。
優勝者である川田選手と同じ。
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川田選手と私の違いはその後に如何に脚が残せたか否か。

と言っても見逃していただけで本当は先行していたかもしれないので死ぬ気で追う。集団は20人くらいだったが、今思えばO40組の先頭集団に途中で合流して膨らんでいたと思われる。
だから私のカテゴリーのU39は実質10人もいなかったはず。
下りに入ったのでクラウチングスタイルで突っ込む。時々練習していたが、レースで使うのは初めてなのでかなりドキドキ。不安定な挙動になるのであまり使いたくないが、もうそんな場合ではない。
直線だけクラウチングスタイルでカーブは通常のフォームで。やっぱりクラウチングスタイルはええ。
途中でMivroの方をぶち抜く。下りはあまり速くなさそう。

学校坂に入ったが、流石に脚が回復していない。限界ギリギリのペースで上る。上って下りきったところで集団が見えた。途中でU39の2人を拾って「絶対復帰しましょう!」と鼓舞してローテーションする。
無事に追い付く。…が、U39の集団ではなくO40の集団だった。恐らくその第二集団。
ちらほらU39の人も混じっていたが、先頭はもっと先に行ってるらしい。

ここでもう気持ちが切れた。この集団そのものが遅いし、ローテーションが回っていない。
かといってここから飛び出すような脚もそこまで残っていない。
まじか…こんなところで…と思いつつローテーションに加わる。
本来は脚を使うべきところではないがやれることはやろうと。だが軽く踏んだだけで後ろが離れるので二度見をする…というのを毎回先頭に出る度にやっていた。
流石に溜め息が出た。どんだけ脚貯めたいんだよ。前に追い付きたくないのかよ。
今思えばO40からしたら違うカテゴリーだったので良いペースで引かれたところで特に影響が無かったんだろうなと。
若しくはあれがO40の先頭だったのかな?であればより納得がいく。

そんなこんなで50km地点辺りに。
ゆるゆるサイクリングペースだったのでふんがわで千切れた落武者たち(U39)が復帰してくる。
その中にはあの3人(西さん、東さん、岡野さん)も。
とりあえず西さんに声をかけておく。
「ふんがわ速くなかったですか?」
「今年はめちゃくちゃ速かった。あれはやばい。有力勢大体千切れてましたよ。」
「ファッ!?(ファッ!?)」
じゃあ誰が先頭残ってるんだ…?と頭の中を疑問符でいっぱいにしつつ、西さんたちとローテーションを回す。千葉組の夢の共演。
流石の西さんもあまりのローテーションの回らなさに「ローテーション回して行こー!」と鼓舞していた。
まあそれでも回っていなかったが。どうせみんな登りで踏むから脚を温存したいだけだろうしな。

少し経ってからちょっとした登りに入る。フロントをインナーに入れた瞬間、まさかのチェーン落ち。おいおいこんなところで…と思いつつ「がんばれええええ!」と叫びながらアウターに入れてクランクを回す。ダメでした。
大人しく止まって道路の横でいそいそと直す。
当然のごとく集団は彼方に行き、途中で別の集団にパスされる。どう考えてもこれにはついていかなきゃあかんやつなので、KIAIで踏んで合流する。ゆるゆるペースなので何とか行けそうな感じ。

この後はあんまり覚えていない…。徐々にアップダウンで脚を削られ、完全に左ハムがつってペダルを踏むことすら出来ない状況に。
どうしようもないのでビンディングを外して止まって様子見する。
少しだけもみもみしてリスタート。まあピクピクしてるがいけそう。
その後も左右どちらかのふくらはぎパイセンが死亡。まあ止まりはしなかったが、ゆっくり回して誤魔化す。シッティングするとダメそうなのでダンシングオンリーで回復を待つ。

どうでもいい集団で適当にローテーションを回してると後ろから「集団30名来ます!」とモトバイクからお知らせが。
まあまあでかいが、アナウンスする必要あるほどか…?と思ったがすぐに納得。
140の先頭集団だった。藤田選手やらRXの菊川選手やらがいたので間違いない。
中々速いペース。平坦はついていけるが登りは結構辛い。まあいけるところまで…と思ったら脚のどこかがつる(もうつりすぎて覚えてない)。
グッバイ。勝てよ藤田選手。

紆余曲折あったが、いよいよ羽地へ。
予定ではここでガツンとアタックするはずだったんだけどなあ…と寂しいような情けないような気持ちで橋を眺める。
どうしてこうなったんだろうな…。
何度もつって集団からドロップして、別の集団に復帰してってのを繰り返していたのでかなり順位は下がってるのは流石に覚悟していた。
30人くらいの集団で前10人くらいでローテーションを回していたが、羽地に入った瞬間後ろが全員散っていた。もう登れる体力すら無かったのね…。
生き残った10人くらいでほどよいペースで上る。キツくないペースなのに左の内転筋がじわーっとしだす。嘘だろーと思いながらもちょっと我慢すれば踏めないことはない感じなので、痛みに耐えながらダンシング。
右の内転筋も同じくじわーっとしだす。お前もか。
二重の痛みに耐えながらトンネルを越え、1番の盛り上がりである例の激坂に。
応援してくれるのは有り難いが、非常に情けない状況なので何とも言えない気持ち。
大して速いペースでも何でもないしな。

3人くらいに縮小していたので最後までみんなでいきましょう!とその後のアップダウンをローテーションしながら。
が、どこかの筋肉が悲鳴を上げる。踏みたくても踏めない。「つったー!」と叫びながら左端に寄る。
そのまま彼らは行ってしまう。非情なり。
ここまで来て何やってるんだろう…と思いながら、一人で下る。

最後の直線に入ると、後ろからO40のおじさまが2人。
もうどこがつってもおかしくない状況なので非常に助かる。
予めつってることを伝えてローテーションを回す。
意外と私の脚が残ってることが分かる。
といっても後ろで休めるのは素晴らしい。
イオン坂に入る前に「私登り無理なんで先行ってください」とおじさまが。
「みんなでゆっくりいきましょう!」と声をかけて220wくらいでゆっくり上る。何故か千切れている。
待つか悩んだが余りにも遅いので置いていく。もう一人のおじさまと下りきって、平坦を回す。
途中、140の人がいたので回収して一緒にローテーション。
「割と元気かもしれんわ…」と何故か思い、積極的に前を引く。普通に250w出ていた。
何だ割と踏めるじゃん…と思った矢先に右足のどこかがつる。
最早「あー…」としか思えない。
先に行って下さいと声をかけて、回復を待つ。
左足だけで踏めばいんじゃね?と閃き、左足メインでゴリゴリ踏む。
普通に追い付いたので「左足だけで踏めそうなので大丈夫です」と伝える。

そして何だかんだでゴールまで100m地点。
スプリントしないしない詐欺をして、結局ちょこっとだけやってゴール。
ゴールした時は「ダメだこりゃ…」とだけ俯きながら思った。
お礼をして会場に。
西さんがお母様らしき方(違うかも)と一緒にいたので、失礼して誰が勝ったか聞くが「分からない。僕も色んな人に聞いてますが誰も知らない(笑)とりあえずふんがわのペースがやばかったですね。」ということだけ。

その後も地道な聞き込みを続けてチームメイトに川田選手が勝ったことを聞く。
関西の方らしい。関西圏は強豪だらけだな…。
まあふんがわで15人くらいまで削って、皆で協調して逃げたんだろうな。
聞くところによると、例年はローテーションの面子はほとんど同じで後はぶら下がってるだけで、羽地まででも30人くらいいるらしいし、その展開を嫌って勝負に出たか。
まあ合理的な作戦だわ…。誰もが予想しないだけに。西さんも「まさか」と言ってたし、私もふんがわであそこまでのハイペースを刻むとは夢にも思わなんだ。
本当にロードレースは何が起こるか分からんなー。
だからこそ面白い。来年は必ず勝負に絡めるよう頑張ろう。
勝ちたくなったレースだ。


レース前に戻る。
奥へのシャトルバスの中で、一人だったのでぼーっと考え事をしていた。
もし20位とかだったらどうしよう?とか余りにも結果が悪かったら立ち直れないんじゃないか、などかなり不安だったが杞憂だった。
確かに10月は自転車に全てを注いだ。ある意味常に自転車のことだけ考えていたので楽しくもあったが、本当に辛くて辛くてここまでする価値があるのかと本気で思った。
たかが趣味で、睡眠時間を削って遊びを断り、食事にもそれなりに気を遣い、家に帰っても寝て食べるだけの生活を繰り返し、果たしてこの先に何があるのだと。

多分そこまで大層なものは無い。費やした時間と金に見合うわけもない。だからこそ夢中になってしまうのかもしれない。
プロはそれで飯食ってるからまた別だが、レースの本質は人と競争して勝つ、ということだけ。
シンプルだからこそ不変で何にも代え難い。

仕事でも義務でも何でもないから勝ちたいという気持ちが自然と涌いてしまうのかもしれない。
ただ、この気持ちを忘れたくないとも持ち続けたいとも思わない。
そこにあるからそれに従うだけで、別の要素が絡むと純粋では無くなる。
要は勝ちたくなくなったらそれはそれでいいかなと思っている。所詮遊びだし。
勝負をするのが、勝ちを追求するのが楽しいだけであってそれ以上は無いと思う。

あかん、まとまらなくなってきた。
要約すると来年のおきなわの勝利に向けて頑張ります、以上。
レース以外のお話は別の記事にて。
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富士ヒル【加湿仕様】

2つほど書き溜めてるがさくっと忘れない内に。

76分、惜しくもシルバーならず。
データ的にはこんな感じ。
1h16m7s NP227W(Aveも227w!まさにペース走)
24km 獲得標高1,209m Ave18.9km/h
消費カロリー 1,036Kcal(1,036Kj)
20m max 229(ひっく)
60m max 227(ひっく)
Max 357(ひっ…まあこれは低くていいか)
TSS 110
心拍は大体170前後

まあ今回は去年の自分を超えることが目標であわよくばシルバー取れればいいやくらいだったのでまあこんなもんだろ、と。

以下レポート。

私は第6ウェーブで知ってる人がマジで誰もいない状態。
一緒に走る人がいないのは寂しい…が逆に好き勝手に走っても気にしなくてもいいのは良い。
まあこんだけ長いヒルクライムだとマイペースが無難なので居ても居なくても結果は同じだったかも。
ついでに天気が少し怪しい。
下山する頃には降るっぽい感じ。
というか霧が凄くてそれで路面が濡れてた。

そしてスタート。
詰まったら時間のロスになるのでさっさと前に上がる。
計測地点までの周りのペースで色々察する。
このウェーブ、魔境だと思ってたけど本当だわ。
計測地点に着いてからは予定通りL4の220~230wまで一気に上げる。
あーこのくらいならまあいけそうだな、と分かったので早めにパスしたかったのもあってL4上限まで上げる。
去年とは打って変わってすいすいと人を抜いていく。

というか周りのフォーム、ペダリングが美しくない。
私も綺麗な方では無いがヒルクライムのそれではないのばっかり。
普段平地しか走ってなさそうな人ばかりだなあと印象。
しばらくドラフティングは全く期待出来そうにないことがこの辺で漸く分かる。
まあそれでも人を抜くのは気分が良いな。
時折速い人がすーっと行くがそれについていく気はない。
ペースを上げたところで最後まで持たせる自信が全くない。

とにかく淡々と220~230wで。
脚はいけそうだが心肺が早い段階でキツくなってきた。
既視感がある。ローラーと同じキツさである。しかもローラーより長い。
SST20分であのキツさなのに1時間も維持できるかなと不安だったがまあやれないこともないらしい。

たまに色んな人とデッドヒートを繰り広げるが、こちらは争う気は一切無い。
ただ視界に入ると気が散るので斜度が緩くなったときにスピードを上げてぶち抜く。
そんなことを繰り返していると始めは食らい付いてきても気が付くと居なくなる。
まあ一定ペースで走ってるだけ。
周りの印象としては勾配キツいときに踏みすぎで、緩くなった時に休みすぎな傾向。

人とお喋りしながら走るのも好きだが終止孤独だったのでかなり集中して走れたな。
そんなこんなで誰とも会わずゴール。意外と短く感じた。
富士ヒル特有のゴール後のやり遂げた感、気持ちええんじゃ。
途中でシルバーいけるんじゃね?と思って少しだけ踏んだが普通に全然足りなくて力が抜けた。まあ去年より10分短縮出来てるから…。


ヒルクライムは展開無さすぎて書くの楽だな。
中身が無いとも言うが。
元々どのレポートにしても中身無いけどダラダラ書くのが好きなんだよな。
というか今回書きたいのは富士ヒルのことではない。
富士ヒルに至るまでの話を書きたかった。
残さないと忘れそうだったので。

2週間前の弥彦村ロードレース。
結果が散々でしたね。
超絶簡潔なレースレポートがありますが、本当は色々書いたバージョンもあったのですね。
思うとこがかなりあり、途中からシスもびっくりのダークサイドワールドが展開され、書きながら「これはちょっと世間様に見せられんなあ…」と思い、お蔵入りとさせていただきました。
その決め手になったのはとあるレースレポートです。
そこには私が居なかった。ただそれだけ。レース展開に絡んでいないので居なくて当然だし、書きようが無いやろ…と普通に思うのですが。

分かっていても事実は事実。
責めるべきは書き手ではなく何も出来なかった自分自身。
というかそもそも居ても居なくても同じだよな。
このチームに私要る?要らなくね?とか思いました。

一度そう考えると手間暇かけて、こういうことあったなあ、あぁこれ書いとこうとか思いながら記事を書いてることが非常に虚しく、馬鹿馬鹿しくなってくるわけですね。
自分の為に書いてるブログですが、何の為に書いてるか分からなくなりましたよ、ええ。
文章にすると当時の気持ちや考えが整理出来て次頑張ろう!と気持ちの切り替えが出来るのですが、それをする意義が見出だせない。

文章にすればするほど自分が走る理由が分からなくなる。
何の為の自転車なのか、本気で分からなくなるんですね。
こういう時は自転車以外のことに触れて一旦忘れるのがベストな気はしますが。
忘れたところで問題は解決しないんだよなあ…。と思うと自転車に乗って答えを探すわけです。
そしてやっぱり分からない、と。

1週間前、鹿野山をひたすらリピートするという苦行をやったわけですがクッソつまらなくてびっくりしましたね。
苦しいことや辛いことをやれば、何らかのヒントを得れるわけではないらしい。
何だかなーと思ってるときにふとそれっぽい記事を発見した。
紹介するのも畏れ多いので詳しくは載せないけど、とある自転車コーチの方のブログから。
凄くシンプルだが、計測機器を付けないでパワーやスピードを気にせず行きたいところに一人で行く、これだけ。
あぁなるほどな、と思う。
要は自転車の楽しさを、初心者の頃に見えたものを再確認する、ということ。
見るべきはメーターの数値じゃないんだよな。
それは分かるが、一度知ってしまうと中々離れられない。
この方法だと残念ながらTSS管理が出来なくなってしまうが、今の私にはこれが必要なんだろうなと思う。
まあ月イチくらい、少しだけならやってもいいかもな。

とりあえず気になってるところがあるのでメーター付きだろうけど近々行こうかと。
その代わりガーミンは一切見ないでひたすら走る。
ログは終わってから見る。

そんなこんなで完全にモチベーションが死にました。
富士ヒルは本当にどうでもいい、って思ってました。
真面目にDNSも考えましたが、行くだけ行った方がまあ色々と良いだろうなと。
まあ走り始めたら少しだけ闘争本能がむくりと…。
でも根本的には興味がなくて去年の自分を超えればそれでいい、くらいの心境でしたね。
だから76分でそれなりに満足してます。

私は弱いのでゆっくり行きます。
少しずつ強くなって前に進むことにします。
いつまでこの趣味を続けるか分かりませんが、ゆっくり続けて楽しむことにします。
なので次のニセコが終わったら、しばらくはレースに出ないつもりです。
Innocentの練習も出ません。元々最近出てないけど…。
まあ私にはレベルが高過ぎる。
後は単純に場所が遠い…。これは仕方ないことだと納得してるけども。

おきなわは出るかもしれませんが、いきなり出ても危ないかなとか思ったり。
レースは好きですが、結果が出ないレースにずっと出続けるのも疲れましたね。

なので次のニセコは悔いを残さないように、全力で走って楽しんできます。
とりあえず落車だけはしたくないココロモチ。

あースッキリした。
なにはともかく富士ヒルお疲れ様でした。

富士スプリングエンデューロ / 帰省

いやー姪が可愛い。写真載せたいけど可愛すぎるのでやめておく。
まあ大人になった姪が怒るかもしれないからなあ…。
お分かりの通り、帰省して実家で執筆中。チャリで帰ったから非常に疲れた。
何だかんだやることがあって最後まで書ききれず。
GW4日目にして漸く完了。


さて、GW初日からレースに出てきました。
富士スプリングエンデューロという今回初開催のレースです。
会場は富士スピードウェイエンデューロ形式ですが実質春の富士チャレですね。
遠いので大崎に前泊。美味しいビーフカレーをいただく。
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いつもありがとうございます。
窓を開けっ放しで寝たせいか周囲の歩行者の声がうるさくて全く寝れず。
3時間くらいは寝れたからまあ良しとしよう(適当)

おっと面子を紹介せねば。
カテゴリー毎にいきましょう。

6hソロ→しばたさん、あらたきさん(略してしばたきさん)、きょうへいさん、やまもとさん(あいかわさんの完全上位互換版)
4hソロ→にしむらさん、わだす
6hチーム→きださん、にうにう、えあろまっするさん

平仮名ばっかりだとなんか頭が悪そうですね…。
あとパっと見分かりにくい。要改善かな…。


次、結果。

しばたさん→4時間弱でまさかのDNF。エンデューロなのでDNFという概念はないが。井上さんと2対1あるいは3(含高橋ニキ)対1になるかと思っていたのでピットで会ったとき結構驚いた。土井ちゃんの謎アタックで先頭からドロップしたらしい、土井ちゃん…!

あらたきさん→準優勝。おきなわ210組上位勢である井上さんとの一騎討ち。残り30分で井上さんがすっと抜け出しそのまま行かれてしまった。本当に勝つかも…と思ってたので見てたこちらも悔しいココロモチである。その前に自分のことですね。

きょうへいさん→5時間強でDNF。足裏が痛かったらしく途中でピットイン。表彰台に送るべくチームカテゴリのアシストを務めてくれた。私よりも長い時間だったのにNPが高い。流石です。

やまもとさん→14位。初対面だったが噂通り強キャラだった。4hだったらシングル狙えたかもしれませんな。あいかわさんの穴を埋めてくれそうな人材である。

にしむらさん→16位。次はぶち転がしますからな!!!!!!!!!!よくあの先頭集団に3時間近く耐えきれたな…。

わたし→後述。。。

きださん、にうにう、えあろまっするさんチーム→4位!惜しいいいあああああ…。先頭から千切れた時点でアシストに専念しとけば良かったかなー。


さて以下前回に引き続き、所定のフォーマットに従いレースレポート。

富士スプリングエンデューロ 4hソロ
24位/239人

4h02m NP207W
143Km 獲得標高1,462m
消費カロリー 2,281Kcal(2,278Kj)
20m max 213(ひっく…)
Max 633(ひっく…)
TSS 280

機材:
Bianchi Oltre XR4
Shimano C40 CL
Continental Grand Prix 25c
F/50-34 R/11-28
Sunvolt エアロワンピ
Shimano S-Phyre

補給:(結構残った)
ボトル 0.75L×2、0.5L×1(水+アミノバイタル)※黄色
スポーツようかん5本(1本しか食わず)
アミノバイタル Perfect Energy 2袋(フラスク)
水飴みたいなやつ(フラスク)

去年のもてぎ以来の4hEDレース。Innocentメンバーが6hEDにエントリーしていたが、富士チャレの悪夢を思い出し、冷静に4hEDにエントリー。レース開始5分後に正解だったと再認識する。目標はトラブル無く走りきること、あわよくばシングル。

(事前準備)
先週の袖ヶ浦で多少は戻ってきた感があったので後は無理せず維持に努める。ポイントが最後にある2分近くある坂なので4.5倍2.5分インターバル、6倍1分インターバルなどを中心に。大体この辺で結構厳しいことを悟る。

(作戦)
基本スタンスは「いのちだいじに」。坂でゴリゴリ削られるのは明白なのでとにかく最小限のダメージに留める。6h組に合流されると永遠に勝てなくなるので怪しい動きがあればすぐにチェック。まあ杞憂だったが…。
同カテゴリーはにしむらさんのみなので無理そうだったら先頭を出来るだけ引いてInnocentジャージをアピールしておいて集団内に認知させる。(後付け)
まあにしむらさんをぶっ○すことしか考えてなかったけど…。

(~1時間)
先週の袖ヶ浦よりは気温は上がらないということで割と楽観。風もそんなに強くなさそう。長距離レースだがコースの確認と暖気運転を兼ねて試走。
だらだらと準備をして前の方に整列。先週の優勝者であるチームバーニアのいげさんがめっちゃ近くにいたが、恐らく私のような雑魚キャラは覚えていらっしゃらないだろうからお声をかけることは憚れた。
にしむらさんが小声で「あの人袖ヶ浦の優勝者だよね?」と聞いてきたが、後日いげさんのブログでそのことに若干触れられていて草が生えた。めっちゃ聞こえてたんですね。

整列してから30分ほどあったので、係員のおじさんからバイク置いてもいいですよアナウンスがあったのでほぼ全員コースに置き去りにしてコース端で束の間の休息。トイレもゆっくり済ませていざスタート。ローリングは緩めのペースだが、集団がそれなりに大きいので下りコーナー怖いっすね。
落車ポイントがホームストレート後の右コーナー、その直後の下り終わった左コーナーの2つである。どっちもめっちゃ詰まる。が、今回は全然落車が無かった。私が知る範囲では1回だけ。しかもにしむらさんが巻き込まれかけていた。
命拾いしましたね。

そしてリアルスタート。というか坂の途中で。
あ、ここからなのか。やはりというか300w要求される。
まあ1分くらいであればまあいける。
心肺よりも脚が逝くことが予想されるので、丁寧なペダリングを意識する。
周りがガンガン踏んでると焦るがここは落ち着いて自分のペダリングをして、疲労を抑えることが肝要。
ダンシングはよっぽど追い込まれない限り封印、シッティングで淡々と踏む。
にしむらさんが前の方をうろちょろしているので精神衛生上よろしくない。ペース的にはまだ限界走ではないので先頭に出たい衝動に駆られるがステイ。動くのは1時間経ってから。

(~2時間)
流石に人が減ってきたがまだ20人ほどいる。
そしてローテーションしても謎ペースアップが生じて何度も中切れが。
Team光の選手やBMIIME?の選手が強い印象。
いげさんに「キツいですね」と声をかけたら「…ちょっとキツいですね」と。先週はお疲れ様でした、と伝えたらどうやらこちらを覚えてくれていたようで。強豪レーサーに認知してもらえるとは嬉しいですな。まあ私雑魚ですが…。

やはり上りがキツい。上りに全力を注ぎ、平坦・下りで休まないとやってられない。でもホームストレートでも踏まないと千切られる…。所々インターバルがかかるので徐々にきつくなってくる。
上り前は心拍150程度に下がりきるのが理想だが段々と心拍160越えが当たり前に…。
仕方ない、前出るか(錯乱)
インターバル防止の為に前に出てローテーションに加わる。もちろん、コンマ5秒くらいしか引かないクソっぷり。
回ればいいんだよ、回れば(適当)
この辺りでにしむらさんが視界から消えていたのでちょっとだけ安心。

そろそろ補給すっか~と上り前の長い下りで脚を止めてスポーツ羊羮に手を伸ばす…。
その時、歴史が動いた。
いや稲妻が走った、具体的には右太もも裏側に。
ハムストリング大先輩が度重なるL5、L6地獄に堪忍袋の緒が切れてしまったようである。
脚がつったことは何度もあるが、ハムさんがつったことは初。
ってかここつるのか…!と衝撃だった。
脚が動かねえ…嘘やろ…と思いながら少しずつ集団から置いてかれる。
まだ行けるのに…と悔しさを滲ませていたところにしむらさんが集団半ばらへんに。
いたんかい!!!!!!
つったと報告し、潔く殉職。
ちょうど1時間半、60km地点の出来事であった。
クランクアップです。

とりあえず坂に突入。
回復したっぽいので優しく踏んでみる。
もちろん、シッティングだと無理そうなのでダンシングオンリーで。
おや?いけるのでは?とゴリゴリ踏んでみる。
最初から意地張らずにダンシングも混ぜれば良かったな…。
ダンシングの方が好きだし…。まあ前回の富士チャレはダンシング頼りすぎて大腿四頭筋さんがつりかけたんだけど。
最後まで踏んでホームストレートへ。集団は彼方に。
うーん…こっから踏んでも追い付かないな、と改めてレースから降りたことを認識。
先頭集団来るまで待つか~とゆるゆる流す。


(~3時間)
余りにも暇なので適当な集団に合流。
かの有名なチームShidoの人がどうやら仕切っている集団。
上り抑えめで平坦・下りで踏んでいこうと至極まともなことを仰っている。
だが、上りがちと遅い。250wいかないくらい。
明らかに脚が余っていたので積極的に集団を牽引させていただくが、平坦・下りでも千切れてしまう。
むむ、中々難しいな…。
引きすぎて逆に後ろはキツいかも?と思って先頭交代を促す…あれ?おかしいな?
もう一度促す………後ろを見る。ツキイチだがキツそうなお顔。
流石に笑う。まあリザルトどうでもいいしこの集団引っ張ってくか!と。

向かい風区間では流石にキツいので代わってもらうが、ペース落ちたな~と思ったら前に出て強制的に先頭交代。
これやるとローテーション乱れちゃうけど集団のペース落ちるよりはマシだろう。
でも暇だ…。どうしようかなーと思っていると先頭集団が。
何も考えずにホームストレートで合流。すいません、私抜きで頑張ってください!

ペース的にはまだまだいけそう。
ローテーションにも加わる。なんやいけるやんけ!と思って2周くらいしてホームストレートで先頭に出てゴリゴリ踏んだ後、交代後今度は左ハムストリング先輩が怒髪天
ギャグかな?
またしても同じ風景を見ることに。
去り際ににしむらさんから「回復した?」と。
「またつりました。」と返す。敬礼。
にしむらさんはさぞ喜んでいたに違いない。

途中DEFのみややまさん(本名は違う)がコース外で倒れていて声をかける。
要介護老人のようになっていた。80kgにはこのコースは只の地獄ですね。

(~4時間)

先頭集団についていけないことが分かったので優しいペースの集団についていくことに。
回復してきたのでローテーションに加わる。
淡々と踏んでると徐々に強い人がローテーションに加わってくれる。
にしむらさんの友人であるDEFのみややまさんも来てくれた。
おや?坂だけど300w出てるけどいいの?と思いながらついていく。
5、6人ほどで駆け上がるとどうやら集団から飛び出した形に。
とりあえずローテーション回しつつ淡々とこなす。
坂で結構大きめの集団を発見。休めるわーと思ったらこの集団、坂は遅かったがホームストレートがクソ速い。
うーん、キツい…がこれ逃したら最後だな、と。
にしむらさんもいたかな?会話したような気がするのでいたはず。

残り8分くらいでS/G地点を通過。
これで終わりですかね?とにしむらさんに聞くと多分間に合うからもう1周と、絶望的な情報をくれた。
やだあ…と思っているとちょっとした坂で謎のペースアップ。
これついていかなきゃダメですか…?と思いながら踏む。
400wくらい出てる。ほほう、苦しいぞ。
ここで青い稲妻が僕を攻める。流石に心と体は焼き尽くさなかったが右ハムが逝った。
「おわたー」と呟きながら後方に散ると先頭付近にいた方が「えぇ…(苦笑)」みたいな反応をされた。
ですよねー。

そのあとはゆるゆると。もう間に合わないことが分かっていたので潔く流す。
しかし、ここでちゃんと踏んでおけば20位になっていたらしい。
まあどうでもいいが。

またこんな終わり方かーと失意のままゴール。

(反省点など)
・先週の反省を活かして水分を積極的に摂るようにしたのは○。
・心肺へのダメージを意識し過ぎて脚のダメージを考慮しなさすぎ。というかダンシングは余裕が無い証拠ではない。遠慮なくダンシングしていこう。
・ローテーションに加わる意識が出来てきたのは個人的に進歩。当然最後まで集団についていくのがマストだが、ただついていくのだけは絶対ダメ。セコい走り方も大事だがやり過ぎると集団から認められない。というか先頭を引けない者が勝てるわけがない。
・L5、L6の弱さが明らかになった。ロードレースではこの領域がかなり大事。集中して強化する必要がある。ニセコまでどんだけ仕上がるかな…(遠い目)
・前から思ってたけど柔軟性がヤヴァイから調子悪いのでは?


その後は4時間、6時間、DNF組と談笑しつつ。
乳首を公衆の面前に晒しブラザーズ。
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※ご本人たちへ、アレでしたらご連絡下さい。

ともかくあらたきさんの熱いバトルを観戦していた。
正確な時間は忘れたが、5時間弱くらいでいのうえさんとマッチアップ。
5時間半経ったところでいのうえさんが抜け出し、そのまま逃げられる形に。
表彰式で分かったことだが、いのうえさんはかなりあらたきさんを警戒していたらしく、姑息もといクレバーな作戦を実行していた。
非常にシンプルで、あらたきさんがボトルに手を伸ばしたところでアタックをかけるというもの。
途中からあらたきさんもそれに気付いてフェイクを織り混ぜていたらしい。
5時間半の時のアタックは泳がすか~というココロモチだったらしいが、ペースが落ちてこずそのまま行かれてしまった…とのこと。
当人同士が極限状態でめちゃくちゃ真面目にやっているからこそ凄く面白い。
純粋な力と力のぶつかり合いも好きだけど、個人的にはああいう駆け引き大好きです。


そんなこんなで終了。
表彰式にあらたきさんが居ないという事件もあったが、何とか帰路に。
景品がフレーム、ビッグプーリー(カーボンドライジャパン)、現金!という豪華っぷりだったので来年も出たいですね。
解説が栗山修さんだったのがめっちゃ良かった。
大体身内しか盛り上がらない表彰式が結構盛り上がってたし。

多分ボトル云々の下りらへん。楽しそう。
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満面の笑み。
恐らく現金に喜んでいらっしゃる。
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やまもとさんのカメラで優しいおじさんにパシャりと。
ありがとうございます。これめっちゃお気に入りです。
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足柄インターでみんなで夕飯。
ハンバーグがまずいと酷評だったが私は普通に食えた。
給食のハンバーグ、誰かが例えていたが確かに似てる。
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貧乏舌ってこういう時助かるな。
普段オートミールばっかりで味覚が死んでいるのかもな。

きださんかにうにうが撮ったやつ。
綺麗すぎてCGみたいだ。
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食事後、こっそり姪のためにこっこを購入。本日の最重要ミッションもそつなく完了。
そして、あらたきさんが全員にすたばの何かしらのメニューを奢ってくれるという超絶大盤振る舞いをかましていただいた。現金をチームに早速還元してくれる紳士的振る舞い。
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ごちそうさまでした。あのコーヒー、あらたきさんの味がしましたよ(適当)

帰りの車の中ではいつもの知的ゲームをば。
毎回思うんですがこれ知的なのかな?と思う。
楽しいけど。

飯田橋辺りで下ろしていただき、そこから自走。
30kmくらいあったが、反省にはちょうどいい。
色々考えた結果、4月は走り込みが足りなかったという結論に。


○GW2日目

翌日帰省。100kmほど。
姪に会えるならどこでも行きますよ。
本当は帰省は1日遅い予定だったが、1日しか会えないことが分かったので急遽早めた。

姪の水着ショッピングに付き合い、夕方には地元付近をふらっと。
本格的な山はちと遠いので母校のちょっと先にある山に。
車で通ったことがあってまあまあキツかったよなーと記憶があったので。
すとらばでもセグメントがあって100m弱上るので割と良さげなことを確認済み。
片側は純粋な上り、もう反対はアップダウンあり。
リピートするには良い感じ。しかも途中に1本外れるがそれなりの激坂コースが。
車通りはたまーにある程度。良いコースを発見してしまった。
まあ今回みたいに帰省して数時間しかない時に使えるかな。

50km600m弱UP、TSS130というまあまあえげつない感じで終わり。
その日の夜、親父にハムがつったんだよねーと何気なく話したところ解決策を提示してくれた。
ハムがつるということはケツ筋が使えてないということ。
ケツ筋が使えてないということはケツ筋が硬いということ。
そういえば最近柔軟サボテンダーだったなーと思い当たる節しかない。

色々とストレッチを教えてもらう。
どうやら親父殿はトレーニング前後に必ず1時間はやるらしい。
その時間トレーニングに充てた方がいいんじゃね?と言うと、年を取ると無理が利かない、ほぐれた状態でトレーニングしないと故障する可能性が高い、とのこと。
若い内は適当にやっててもどうにかなるかもしれないが…と苦言を呈される。へへ、すいません。

ストレッチというかヨガに近い?らしいが、このストレッチはここの筋肉を伸ばすとか具体的に説明を受けつつレクチャーしてもらったので大体分かった。
流石に1時間も出来ないがトレーニング前後や寝る前に最低5分はやっとこうかなと。

因みに親父殿は自転車乗りではない。
ただのしがないホビーランナーである。
と言ってもマラソンでは絶対勝てない程度には強い。
帰省で得られるのは癒しとリフレッシュだけだと思っていたが思わぬ収穫があった。

さて次はつくば8耐です。
平坦なので出番はあんまり無さそうですが頑張っていきましょう。