マルガリータの瞳

チェレステにやられる毎日。

決戦 Mt.富士ヒル

夜が明けた。そして寒い。
4時起床は辛い。
諸事情により窓は開けっぱなしだったので窓際で寝てたM井さんが「寒い…寒い…」って震えてたのがちょっと気の毒だった。

適当に前日買った朝食を食べて準備して自走で会場へ。
くるくる回した感じでは調子はまあ悪くなさそう。
第4ウェーブ以降組で集合。最後の軽量化をし、荷物袋に入れる。
軽量化の流れでこれ要らない、これ要るの話になってまたしてもN村氏と煽り合い宇宙。こいつらいつも煽ってんな。
まあでも7.2kgのオルトレを「クリンチャーホイールにしては軽い」誉めてくれた。
まあ乗る人が9倍以上あるんですが。
N村氏は6.0kgだったかな。相変わらず軽いチャリンコですな。

みんなで健闘を祈り握手をし、ウェーブ毎に別れる。
レース前にこういうのやるの結構好きです。
私はMーくんさんとKへいさんと一緒。
この組み合わせは中々レア。スタートまで少々時間があったので今日の天気の話をしながら親交を深める。
でも本当に天気は微妙だった。

適当に喋ってたらスタートの時間に。ちょっと押してたみたいですね。
ローリングでガンガン抜かれるが気にせず3人で淡々と計測地点へ。
計測地点が分からなかったのでぼーっとしてたら計測開始してたらしい。
が、最初から飛ばすことはせずにFTP値前後まで出力を上げてとりあえず様子見。
集団でいたほうがドラフティング効果があるのは分かっていたがどう考えても集団のスピードが早すぎるのでいくつか集団を見送る。
どうせこんなペース保つわけがない。
ドラフティングは捨てがたいが一定のペースで走るのが一番速いし楽なのであくまでマイペース。
まあ後で抜いた人数考えたら私より大体速かったんだろうけど。

先頭は私固定でまーくんさん、Kへいさんで淡々と進む。
気付いたらKへいさん消えててびっくりしたけど。
要するにまーくんさんとの一騎打ちの構図。
まーくんさんとは一緒に走ったことあまりないけど実力は同程度、負けるわけにはいかない。
加えてまーくんさんはここ最近乗っていないとのこと。
ここ最近乗りまくってる私としては益々負けられない。

時々まーくんさんが痺れを切らして集団に付いてって少しだけ先行するけど大人しく帰ってくる、ということを繰り返してて若干焦る。
が、残りの距離を考慮すると今よりペースを上げると確実に垂れる。
大人しく淡々と踏むことに専念した。
しばらくすると美しい(検閲済)K田さんが居たので応援してパス。
もう少ししたらK谷さんがいたので女性陣の状況を聞き、応援してパス。
更にもう少ししたら愛らしい(検閲済)牛氏がいたので煽り…激励してパス。
垂れていたそうなので一緒に行きましょう!って言ったけどキツかったみたいなのでそのまま行った。
逆に一緒に来られてもこっちはビビっただろうけど。
そしてもう少し行くと最後にN子さん…。本当に速くなられましたな。
いつぞやの養老渓谷ライドのうぐいすラインではあんなに苦しそうで死にそうでしたのに。
人は成長するのですな…(しみじみ)
声を掛けると笑顔で返してくれてどんだけ元気なんだろうと思いつつパス。
とりあえずノルマは果たしたので一安心。

こっから勝負。
本当に静かなので後ろにいるのか分からない時があるけど間違いなくまーくんさんはいる。
どうやって勝とうか考える。
様子見で腰を上げて軽く踏む。気配で付いてくるのが分かる。
逆にこっちが傾斜がゆるんだときにペースを落とすとそれに合わせてくる。
あ、ガチでロックオンされてるわ。
でも先頭交代要求はしない。自分のペースで走れなくなるし、主導権は握っておきたい。
この速度域じゃドラフティング効果なんてあまり無いだろう。

あ、そういえば中盤辺りでK斐さんの集団(I川・N村・Pingpong)に抜かれてたな。
もちろん付いていくことはしない。この人たちとは実力が違いすぎる。

閑話休題。とにかく淡々とゴールまで向かう。
スプリット区間に入り、ちょっとだけスプリット賞に欲が出るがやめておく。
下手すると全てが終わってしまう。
まーくんさんはここでも静かに後ろに付いてた。
恐らくゴールまで付いてくる気だろう。
割と死にそうになっていたが不思議と冷静で負ける気がしなかった。
気付いたらあまり後ろを気にしていなかった。

そして残り数km地点。
「最後の追い風区間だよ!」とスタッフのおじさんが叫んでたので「あっこんなの確かあったわ」と呑気に思い出し全力で踏む。
オルトレの主戦場なだけあってこれまでのとろとろスピードが嘘のようにガンガン進む。
オルトレで風を切って進むこの感覚が好きだ。
アドレナリンドッパドパで気持ちいい。
最初は手頃な人を風避けにしてたが、ペースが合わないのでさくっと抜かし他もガンガン抜かす。
まーくんさんの気配は分からないが踏みまくる。

というかここまで脚を残しておいて正解だった。
そのままの勢いでゴールまで行きたかったが重力に反逆は出来ず失速。
横目で下山組の列を確認し、この人たち速いなあと思ってたら私の名前が呼ばれたのではっとなって踏む。
人が前に居たので「右行きます!」と叫んでゴールスプリント。多分びっくりさせてしまった、すいません。

結果は86分でどうにかブロンズ獲得。
現実的なラインだと思う。
終わった直後は気持ち良く全力を出し切れたのですごく気分が良かった。気分悪くなるくらいじゃないとダメかもしれないが今はこれでいい。
満足の行く結果ではなかったけど先が少しだけ見えてきた。
それだけで十分。元の状態に戻りつつあることと気持ちが上向きになっていることを今は喜びたい。

あ、まーくんさんには勝てました。
そしてA瀧さん、ゴールド獲得おめでとうございます。
来年は入賞ですね。
他の方々も本当にお疲れ様でした。
楽しい時間を過ごさせてくれてありがとうございました。
来年も日ノ本一の山を登りましょう。

決戦前夜

去る6/11(日)、
ツルマス改めInnocentの方々と日本で一番高いお山を登るレースに参加。確か総勢16名。こんなに多いのは初めて。

前日入り必須なので前日の朝に亀戸集合。
流石にこういう時の遅刻は大顰蹙買うのでめっちゃ急ぐ。
結果的にこの日はろくに走れなかったから自分の調子を見るのに良い練習になった。
私が集合場所に向かってる最中に集合時刻が変わったらしく20分くらい前に到着。
こういうのでいいんだよ、こういうので。
まず超絶汗だくのオリンポスM井さんに遭遇。
まだ手元にいっていない10名分のチームジャージを持ってきたらしくこうなったとか。
私はもう既にいただいてましたがありがとうございます。
色々あって出発が10時半くらいに。

行きはPingpong氏の車で。往路と復路は大変お世話になりました。
最初は何話そうか悩んだけど自転車の話してたら富士吉田に着いてた。
どこぞのN村氏と違い、会話の8割が煽り合いにならなくて非常に心地よかった。
煽り合いも嫌いではないけどまずは勝ってから。

主体性ゼロなので昼食場所を求めて30分くらいうろうろ。
予め決めておけば良かったですな。
最終的にはPingpong氏チョイスのうどん屋さんに。
美味かったゾ。

M井さんカーが少し遅れていたので我々だけ車で先行して受付に行こうとするも激混み過ぎて断念。
結局1時間楽しいドライブして終わった。とりあえず宿で待つことに。
M井さんカーが到着し、ささっと受付会場へ向かう。
地味に行くまでがキツイコースだったけど前回の試走合宿の時に覚えていたのでそれなりに気持ち良く追い込めた。
受付も無事済ませ、別働隊のチームメンバーとGarminブースで合流。
ブースにいたGarminのK林さんが私を覚えてくれててちょっと嬉しかった。正月はお世話になりました。

適当に他のブースを冷やかして程よい時間で会場から退却。
ここでアクシデント。A瀧さんのDi2が冷たくなってきたことが判明。
N村氏の金で買ったコネでどうにか充電器を調達。
あの時ばかりはすごいなと思いました(こなみ)
私はM井さんが貰う予定だったロットユンボのジャージをN氏から貰って大変ご満悦でした。

宿は2つに分けてたので中間地点にあったK谷さんチョイスのキジ鍋屋さんへ行き、楽しい時間を過ごす。
肝心のキジ鍋は味と量と値段に皆さん不満があったそうな。
私は猫舌なので火傷して味があんまり分からなかった。
その後、宿に戻り同室のM井さん・K斐さん・Pingpong・N子さん・K田さん・私でお菓子を貪り就寝。

食い過ぎやろ。続く。

最近のレース・練習についての反省

1月以来全くレースに出ていなかったが、
最近出始めたので2月から一応振り返りたい。

2月→そもそもエントリーしたレースが無かった
3月→事故って応援が限界だった
4月→平日忙しすぎて心身ともにズタボロでDNSラッシュ
5月→ハルヒル、弥彦村ロードレース

ハルヒル→ギリ1時間切り、要するにそびえ立つクソ
弥彦村→30分で足切り、要するにそ(ry

いずれも1人だったらマジで出た意味が全くないと断言できる結果。
しかしチームメイトが居たから辛うじて楽しい思い出に昇華された。
一緒に出てくれた諸兄らにこの場をお借りして感謝したいです。

さて、どうしてこうなったか。
それはマンスリーの練習量を見れば一目瞭然。

1月:1,022km
2月:726km
3月:903km
4月:314km
5月:1160km

お分かりいただけただろうか。
2月も中々怪しいが4月の練習量が抜群にヤバい。
ポタリング勢でももう少し乗ってるよ。
4月でそれまで地道に積み上げてきたものを台無しにした感はかなりある。
オルトレに乗り換えてからあまり調子良くなかったけど、そこに畳み掛けた感ある。

5月はブランクを埋めるために走ったけどかなり辛かった。
特にGWの合宿は辛すぎて自転車辞めようかと思った。
楽しい思い出が夜しかない。昼の記憶?無いです。

まあでもあの合宿があったからこそ今のモチベーションに繋がってるのだと思う。
調子こそ良くないけど、自転車に乗ってて楽しいしもっと速くなりたいって思いながら練習できるのは良い傾向だと思いたい。
クソ荒療治だったけど心を折られまくって、自分の現状を冷静に見つめるのは非常に大切。
見つめるだけで終わったらダメだけど。

今週は富士ヒルが控えてる。2017年上半期の最大の山場。
ターゲットレースの1つにしてたからここをしっかりと乗り越えて次の沖縄に繋げたい。
こうなった以上は仕方がない。自分のやれることをやろう。
やる前から諦めて言い訳しても、目の前のレースに集中できない奴が何かを為せるわけがない。

富士ヒルが終わったら今後の予定を考えよう。
目の前のでかい山を登ったら何かが見えてくることを信じて。

事故った話

5/31
心の整理が付いていない状態で書き殴ってそのまま放置してたのでとりあえず追記して投稿。


忘れもしない2/23の夜。
ソロディズニー練帰りのこと。
いつも通る道で事故りました。

事故った瞬間、「えっなんで私が…?」とまず最初に思った。
事故の話は身近にも聞いていたがまさか自分が事故るとは夢にも思っていなかったのだ。
よく事故は誰にでも起こるとか今まで事故っていないのは運が良かっただけとか聞くが、本当にその通りだった。
私は今まで幸運なだけでそれに慢心していたのだ。

以下事故の詳細。

・片側一車線を直進中の私、前方にトロトロ走ってる軽自動車発見
・微妙に蛇行してたのでこいつはやばいと直感
・一瞬迷ったが22時半頃だったので早く帰りたいので追い越すことに
・対向車と後ろから車が来ないことを確認し、追い越し開始
・軽自動車の横に付いた瞬間、何故か車が右に転回開始
・右折できる道も無い上にウィンカー無し、予測できるはずがない
・普通に巻き込まれて、反対車線へダイブ
・気付いたら地面にキス、前輪ぐにゃり
・両膝痛すぎて自力で立てねえ
・救急車

幸い骨は折れてなくて良かった。
ただ前歯2本は欠けて人工ダイヤモンドをぶちこんでます。


ここから事故直後(3月上旬くらい?)の話

事故以来、通勤ではクロスに普通に乗っているがロードに乗れなくなってしまった。
身体の問題ではなく心の問題だ。
また事故るんじゃないか?とかこんな私が乗っていいのか?とか色々と考えてしまい、最終的には考えることが面倒になりそもそも乗るという選択肢を無くすのだ。
今まで心の赴くままに乗っていたが、それが出来ないなら乗っても面白くない、という結論だ。
だが今までが余りにエゴイスト過ぎただけで、これからは被害者にならぬよう加害者にならぬよう安全に配慮すればいいだけなのだ。
それが分かっているからこそ乗りたくない。要は認めたくないのだろう、今までの過ちを。
今回はただ運が悪かっただけ、自分は何も悪くないのだと。
こんなことを繰り返していたらいつか必ず命を落とす。それを頭で分かっていながら心が従わない。

自分が気持ちよく走れるのが一番自分にとっても自転車にとっても良いこと、という価値観を捨てられないのだ。
自己満足が最大の満足だと。
安全が大前提とは頭で分かっていても心のどこかでは多少の危険を侵してでも走りたいように走るのが普通になっていた。

安全にトロトロと走るくらいであればロードの存在意義など無いに等しい。
ロードバイクは効率のみを求めて作られている。速さこそが全てだ。(もちろん速さが全てじゃないのもあるが)
その効率性の究極の塊が低速で走行?馬鹿げた話だと思う。
それならママチャリにでも乗ればいい。いやそもそもチャリンコなんて乗らなくてもいいだろう。
本気でそう思う。何の為のトレーニングなのか?速くなる為ではないならただの徒労じゃないのか?

こんなことをひたすらロードの前で考えて、今日はいいや…と逃げる日々。
こんな生活は本気で嫌だ。ロードに乗れないくらいなら毎日ひいひい言いながら会社に行く意味もない。
分かっていても…どうにもならない。
私は迷路に入り込んでしまった。

正解は分かる。普通に乗ればいいだけ。
ただ今までより意識的に事故のリスクを避ければいいだけ。
だが言うは易し。本当にそんなことをすぐに実践できるのか?
あんなスピード狂が?
事故る前も事故った後も色んな人に迷惑をかけまくっている
私が?そもそもロードバイクに乗る資格なんてあるのか?

ロードバイクはダメでクロスバイクは良いのか、という矛盾もある。
もうよく分からない、ロードに乗ることが正しいのかすら分からないのだ…。

とかまあ色々考えてましたが、人と一緒に走って、一人で黙々といつもの湾岸を走ったりして落ち着きました。
まあ要は「これ危ねえかも」と少しでも思ったらまずは軽くブレーキすればいいんですよ。
N村氏の言葉をお借りすると「少なくとも自分の制御できるスピードで走る」が最も正解に近いのかもしれない。

確かにロードバイクはクソ危険だと思う。それは今でも考えは変わらない。
一度道路に出れば誰でもどこでもいつでも事故る可能性はある。
ローディは常に命を裸で晒してるようなもんだと思う。
いつ死んでもおかしくない。実際亡くなってる方いるし。
でもそれはロードバイク自体の問題じゃなくて乗り手と道路状況の問題。

乗り手が注意深く走って、道路状況が改善すれば余程のことがない限りは大体は事故らないと思う。
(その余程のことがそれなりにあるから事故るんだけど)
少なくとも私は、事故ってから車が死ぬほど怖くなったせいか以前より注意深くなった。
事故が良いことだとは思いたくないが、あれのお陰で私はまだ生きて走れているんだと思う。
恐らくあの事故が無かったらいつかはえげつない事故で死んでたと思う。

ダラダラ長くなってしまったけど、チームメイトを見ていて「それは危なすぎでしょ」と思う瞬間が何度がある。
私も流れでそれに加担することもあるので口には出さないが、「この人は死なないけど後ろの人はいつか死ぬ」と思う。

時にはちぎれる勇気も必要。
自分を守るのは自分しかいないということを忘れないようにしたい。
どんなレースもトレーニングもライドも、元気に帰ることが最終目標。

その名は"Oltre XR4"

f:id:cheleste:20170224203938j:plain遂に組上がりました。Oltre XR4。
土曜にお願いして翌週の金曜には出来上がってた。
何から何までありがとうございます、コギー青葉台さん。
唯一ネックなのは横浜にあるということ。
片道2時間弱を計3往復するのはしんどかった。

構成は以下の通り。

【構成】
Model:OLTRE XR.4
Colour:BZ-Black Matt/CK16 Grossy
Size:53

<Frameset>
Frame:Carbon w/Countervail PressFit 86.5x41mm
Fork:Full carbon Aero w/Countervail 1.1/8"-1.1/4”
Headset:Fsa Orbit C-33

<Group>
Shifters:Shimano Dura Ace R9100
Front Derailleur:Shimano Dura Ace R9100
Rear Derailleur:Shimano Dura Ace R9100
Crankset:Shimano Dura Ace R9100 50/34T
BB:Shimano BB-R9100-PB PressFit
Chain:Shimano Dura Ace
Sprocket:Shimano Dura Ace 11sp 11-28T
Brakes:Shimano Dura Ace R9110-F/R direct mount
Brake Lever:included
Pedal:Shimano Dura Ace R9100 SPD-SL

<Wheels>
Wheels:Shimano Dura Ace WH-R9100 C40 Clincher
Tire:Continental GrandPrix 4000S Ⅱ 700x25C

<Components>
Stem:3T ARX LTD(80mm)
Handle:3T AERONOVA LTD(400mm)
Grip:Lizard skin celeste(2.5mm)
Seatpost:Bianchi Oltre Full Carbon Aero(300mm)
Seatclamp:included
Saddle:Sanmarco Mantra Racing Narrow 2016 Limited ver

Dura Aceの嵐。グレードアップしていないところが一切ない。
ビアンキの公式HPから大体パクらせていただきました。
唯一違うのはステムとハンドルとホイールかな。
完成車にしかくっついてこないねんステム一体型ハンドル。
正確にはVision metron5D。まだ一般販売は先だからとりあえず見送った。というか高過ぎて無理。
ホイールはロットNLユンボと合わせた。主にC60使ってるみたいだけど使い分けが面倒だからC40に。

さて、インプレというほど乗り込んでいないが第一印象を。
今しか感じ取れないものだからね。

①軽い
②良く進む
③乗ってて楽しい
この3点に限る。小学生でももう少しマシな感想を抱きそう。あと先代のImpulsoとの相対的な評価にならざるを得ないが決してImpulsoを貶めてるわけではないことをご承知置き願いたい。

①軽い
XR4はエアロロードなので軽量化はそこまでされていない。フレームだけでギリギリ1kg切る程度。持ってみた感じでも劇的に軽い!とは思えなかった。
前のImpulsoよりは間違いなく軽いのだが期待していたよりは…という感じ。
が、乗ると流石に違う。
ちょびっと踏んだだけですー…っと進む。この辺はフレームだけでなくクランクとホイールの恩恵もあるだろう。
N村さんに指摘されたが、全部一気にハイエンドにしたから何のお陰で速くなったのか分からない状態。
オールラウンドを謳ってるだけあって坂でもグイグイ引っ張りあげてくれる。

②良く進む
①でも大分触れたが踏んだ以上に進んでくれる。軽いのとエアロのお陰かな。

③乗ってて楽しい
たのしい。おわり。

以上になります。
ブルベ300kmとか出てみましたがいい感じです。
膝はめちゃくちゃ痛くなったけど。

呪われたフレーム

Oltre XR4買いました。
Team Oltreの試験に落ちてから4日後。
我ながら何も考えなさすぎてちょっと怖い。
一番怖いのはフレームとコンポその他諸々買ったせいで貯金が尽きかけてるのに特に後悔していないところ。

そんなこんなでフレームと一式揃え、後は組むだけの状態に。
最初は自分で組むのを真面目に検討したけど工具が無いのと知識が無いのでミスったときにどうしようもない、というところで諦めた。
色々間違えながら組んだ方が結果的に良かったのかもしれないが、如何せんフレームが高過ぎる。そして月末にはレースが控えてるので早く組んで早く乗る必要がある。

というわけで何度かお世話になってる西船橋の小さいショップへ。
事前に電話して工賃1万くらいとの話だったのでその時はこれくらいが相場だと思ったが実は破格のお値段。
直前まで自力で組もうと悪あがきしており、下玉入れを圧入できず挫折したらへんが14時くらい。実際にお店に着いたのが15時半くらいだっただろうか。
ここのお店、駅から地味に遠くてフレームとコンポ運ぶのがすごく大変だった。まあ輪行してるようなもんか。
店主がフォークを見て触って3秒後、「カーボン…はウチでは出来ないですね。」と。
えっ出来ないの!と思うよりも何故この短時間で判別出来たのか驚きだった。
元々こちらのお店は基本的にシティサイクルしか取り扱っていない。
何度かロードを持ち込んでメンテナンスしてもらってたのでロードも組み立てられるだろうと思っていたのだ。
店主曰く、「カーボン用の圧入工具」がないとのこと。
丁寧に出来ない理由を説明してもらい、出来そうなショップを紹介してもらう。

2軒目。
近くの少し大きめの個人経営店っぽいところ。
多分店主は私と同じ名字。そして見た目がちょっと胡散臭い。対応はしっかりしていたが。
こちらはまずダイレクトマウントブレーキの存在を知らなかったそうで「しきりにこれシクロ?」と聞いてきた。
ここでやっと私も手持ちのブレーキでは対応していないことに気付く。
色々話を聞くと工具はあるけど全部ご自宅にあるそうで。
それに加えてコラムを切るときにフォークにクラックが入る可能性があり、そうなった場合は保障できないと。
要するに出来ないことはないけど、多少工賃も高くなるし綺麗には組み上げられないし時間もかかる、ということだった。
他のもっと大きなお店に行った方が絶対いい、と勧めてくれた。
因みに某チェーン店にも顔が利くらしく代わりに聞いてくれたが、基本的には他店購入品は受け付けないらしい。
紹介だからやってあげようと思ったけどダイレクトマウントブレーキ知らないからちょっと…という話だった。
最終的に他でも無理だったらうち来てくれればやってあげるよ、というお言葉をいただいた。とても優しい店主だった。
さっきのお店もそうだけどメンテナンス来てお金落とそう。

書いてて思ったが1軒目の店主はダイレクトマウントブレーキの存在を知っていた、ということになる。
シティサイクルしか取り扱っていないのに何者なんだろうか…。
恐らく私のようなローディがよく来るせいで詳しくなってしまったかそもそもロード乗ってて最近の事情にも敏感なんだろうな。

3軒目。
もうここら辺にある大型店は使えない(or使いたくない)ことが分かったので丸の内のビアンキショップに頼むことに。
電話口では他店購入でも大丈夫ですよーというお話だったので一安心。
その前にSさんがオススメしていた錦糸町のお店に電話で聞くと工賃4万円だったので秒で検討させていただきます、と切った。まあ色々事情があるんだろう…。
ヒイヒイ言いながら丸の内に。肩と二の腕が辛い。
何度かこちらのお店にはお世話になってるが見たことのないメガネのオシャレな店員さんが対応してくれた。
結論から言うと「無理です」と。
電話口では勘違いしてしまったが直営店での購入でないとバラ完は受けられませんと。
レパルトコルサでもダメなんかい…。
凄く申し訳なさそうしながら購入したところで組むしかないですね…と教えてくれた。

4軒目。
購入したコギー青葉台店へ。
心身ともにヘロヘロな状態で電話すると笑いながら快諾してもらえた。神か。
営業時間過ぎそうだったがお待ちしますよ、ということだったのでとにかく急いで向かう。
着いたのが20時前。営業時間は19時半まで。
本当に待っててくれていた。
フレームを買ったときも丁寧に説明してくれたし、フォークが折れる話も知っていたのでかなり信頼していたがやはりちゃんと対応してくれて、持ち込んだコンポの一部が使えないことを教えてくれた。
ねじきりBBじゃなくてPress fitじゃないとダメですね、と。
そういえば完成車はその規格だった…。まあデュラエースだったらいけるでしょ、と楽観したのがアホだった。
使えないのはBBとブレーキだけだったのでそれだけ買うことにして、チェーン落ちした際のフレームガード?みたいなやつも激しくオススメされたので買った。カーボンは間が狭いからチェーン落ちして挟まったら大変なことになるよ、ということだったので。
あと持ち込んだサドル。シートピラーからどうしても外せなかったので外してもらった。
あぁこれね…とネジを緩めてテコの原理でぐわっと開く、というかなり原始的な方法だった。
唯一持ち込んでいなかったペダルは後日、ということに。
他にも色々話を聞いてもらい、来週の日曜には出来ますよーと。
工賃はまあこの辺が相場か、という線。それに加えてガラスの鎧を着せてもらいまあまあなお値段に。
来月の家賃が払えるか怪しくなった。というか多分無理なので大家さんに待ってもらおう…。
お金が無いという理由ではなく、単純に忘れていて当月払いにしてもらったことは何度かあるので多分いける。はず。

何度もお礼をしてお店を後にして帰宅。22時半くらい。
流石に半日機材を持ってウロウロしたのでかなり疲れた。
ご飯も食べていない。母親がくれた1週間早いバレンタインのチョコをつまんでカンチェの勇姿を見ながら寝落ち。

Oltre XR4の構成については別で書くけどサドルとペダルはImpulsoから移植しようと思っていた。
理由はお金が無いのと乗り心地に影響するところだから出来るだけ慣れるまでは前のを続投させたかった、の2つ。
しかし、来週の土曜は熱海ライドがある…。
久しぶりのゆるポタなので参加するつもりだったがサドルはXR4と一緒に預けてしまった。ペダルは前述の通り、家に置いてきたのである。置いてきた理由は外れなかったから。
もう仕方ないかーとゆるポタ用にサドルをポチる。
でもROMA Ⅲのサドル多分使えるんだよなー。クロスバイクだけど。
間に合わなかったらそれしかないな。

いずれにせよ来週までロードに万全な状態で乗れないので凄まじくやる気が起きない日曜の昼下がりであった。

2016年回顧録

今更オブ今更感はあるが昨年を振り返る。
要約すると以下の通り。


2016年1月虚

5月無
6月 ロードバイク購入。
7月 兄貴と荒川CRライドで初ハンガーノック
1回の走行距離100km越え達成。
8月 初ヒルクライム(ヤビツ峠)、
1回の走行距離200km越え達成。
9月 ガーミン購入、2度目のヒルクライム(都民の森)
この辺りから平日も真面目に走り出す。
10月 初脚攣り、ツルマス加入。兄貴以外の人と初めて
一緒に走る。
11月 初レース(もてぎ)では脚を攣るが善戦。
2週間後にもレース参加。脚をつるが善戦。
初めて月間走行距離1000km達成。
12月 3度めのレース参加。自走。
月間走行距離1400km。

年間走行距離3903.8km(ガーミンの記録のみ)


以下レースリザルト。

2016年
もてぎ7時間エンデューロ 2時間ソロ
52位/248名 ※代理出走

セオフェス 2時間エンデューロソロ
43位/180名

ウィンターサイクルマラソンinそでがうら
2時間エンデューロソロ 16位/69名


記事書いてないのでついでに載せとく。
2017年
ツインリンクもてぎ100kmサイクルマラソン
男子A 17位/83名
→今思えばこの時が上半期の全盛期