マルガリータの瞳

チェレステにやられる毎日。

Oltre XR4 走行距離5000km突破

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本当は3連休の京都旅行の話書きたかったけどガーミンのデータと富士ヒル辺りの記事読んでたら振り返りと今後の目標を考えたくなったので少しだけ。

まずは振り返り、5000km乗ったオルトレのインプレを。
ボキャ貧を露呈してしまった第一印象は以下の通り。
①軽い
②よく進む
③乗ってて楽しい

①について…
乗り慣れてしまった今となってはあまり感じられない。
通勤で乗ってるROMAⅢ乗る度になんか踏み始め重いなあと思う程度。
まあ軽いのかな。坂だと炭素の塊になるけど。
N村さんのNoahやA瀧さんのTarmacとか持つ度にうちの子は…って溜め息が出る。
まあその辺走ってる大半のチャリよりは軽いのは間違いないなんだけど。
隣の芝は青く見えるというが…誰かのチャリは軽く感じるんだろうか。
軽量バイクを求めるならSpeciallismma買って悦に入りましょう。
"超越"もいいですが山なら"極めて特別"。

②について…
ここはシチュエーション別にいきましょう。

山(上り)→虚無。人は重力に勝てない。

平地→無風状態より向かい風でキツイときに真価を発揮してくれる感触。向かい風が強くなればなるほどきつくなるがそこで我慢すると後ろが死んでる。集団だと周りが軽く脚を回してるときなら完全に脚を止めて休めることができる。これは本当に驚いた。たまたまかもしれないけど。
踏めば踏むほどもっと速くなれるような、遠くにいけるような、そんな気にさせてくれる。

まあ向かい風で真価を発揮してくれるってことは自分の速度帯が遅すぎるということだろう…。

山(下り)→速すぎて怖い。コーナリングはイメージ通りにすっと行ってくれるけど、次は攻めちゃおうかと少しでも思うと本当に攻めて「あ、死ぬ」と肝を冷やすこと幾度。
下るときは常に安全に曲がることしか考えないようにしてる。それでも気が付くとえげつないスピードが出る。

まあ多分体重が重すぎる。以上。


③について…
これは半年前の自分に対して良く感じ取ってくれたと誉めてあげたい。
これはもう最も原始的な気持ちで、一番大事なところだと思います。
楽しくないのに乗ってる人なんてそうそういないと思うけど多分これを忘れると行き場を、足場を無くしてしまうと思う。
たまに乗る理由を考えるのだけど私は誰よりも強くなりたいから、誰かに勝ちたいから乗るのではないのですよ。
あ、負けるのはもちろん嫌ですよ。
練習して強くなったり勝つのはあくまで手段や過程だと思ってます。
趣味なのだから自分が楽しければそれで終わりなのですよ、もう自分の中では優勝なのです。

私がロードバイクに乗る理由は知らない世界を見せてくれて楽しいから、それに尽きる。
言葉にすると非常に陳腐だけどこれは初めて乗ったときから感じていること。
練習するのは強くなりたいから、
強くなりたいのはレースに勝ちたいから、
レースに勝ちたいのは表彰台の上からの景色を見たいから。

まあロングライド多いのも色んなところ行きたいからでしょうか。
その割には写真あんま撮らないけど。
写真撮ると肉眼であまり集中して見ないような気がして避けてたけど数ヶ月経つとほぼ覚えてないので最近は要所要所で撮るようにしてる。

乗ってて楽しいということに対して説明は不要ということで。
乗らなきゃ分からないし言葉にすればするほど遠ざかるような気がする。
脱線するけど友達にロードバイク勧めるときに悩むのがこれ。
何人か誘ったけど上手く伝えられないことが分かってからは自分からチャリの話はしないことにしてる。
聞かれたら簡潔に伝えて話題をさっと変える。
チャリの話をチャリ知らない人にしてもあまり理解してもらえないし、必死に伝えれば伝えるほど相手が引くのが悲しいほどに伝わってくる。
金がやたらとかかる頭のおかしいマイナースポーツだなあと思っていたに違いない。
だって私がそうだったから。

気がついたら自分語りになってしまった。
まあ最初の感想に今の感想を加えるだけでは面白くないので4つめを。

④乗ってて疲れにくい
はいCounter Vail。
何かと言いますとカーボンの層に「Counter Vail」と呼ばれる特殊なカーボンの層を挟んでいるのです。
何やら1つの業界に対して1つの企業にしか提供されない特殊なカーボン技術(本当かなあ…)で、それを用いて他企業(チャリ関係ない)と合同開発して出来たのがCounter Vailだそうな。
かの有名なNASAも使っている技術だそうな。
詳しくはBianchi公式HP参照。

つまりCounter Vailを搭載してるのはBianchiのバイクのみ。
専売特許ということですな。どこかのメーカーも似たようなの出しててBianchiの独壇場、というわけでもなさそうだけど。
CVを搭載してるのは今のところ
・Speciallismma
・Oltre XR4
・Oltre XR3
・Infinito CV
・Aquila(TTバイク)
の5つ。
めちゃくちゃあるじゃねーか。お好きなのをどうぞ。

こいつは路面からの衝撃をいなすのがお仕事なのだが正直衝撃はガンガン来る。
が、前よりロングライドは比較的楽。
レースでも終盤まで力を残しやすい印象。
縁の下の力持ち、いぶし銀といった立ち位置なのかな。
小さな衝撃から大きな衝撃までいずれもほんの少しだけ和らげて最後まで乗り手を守ってくれる感じ。
こう書くとカッコいいなCounter Vail。
普段は全く意識しないけど。

まあパヴェ(石畳)を意識してるらしいから真価を発揮させたいならツール・ド・フランドル出るしかないかな。
3回くらい転生したらいけるかな。


以上、5000km走ったインプレでした。
フレームだけにフォーカスしてしまったけど新型Dura Aceとの相乗効果もあるのだろうな。
ついでみたいだけどC40はかなり気に入りました。
脚に合ってる。


続きまして今後の目標を。
その前にちゃんとした振り返りを軽くしますと
6月→1,313km
7月→1,473km
という感じです。割と良く乗れてる。
恐らく今のFTPは208とかではない。212くらい。
レースについては既に書いてあるので割愛。

今後は沖縄に向けてじわじわ練習量と質を上げていく予定。
いきなり上げると調子を崩すのは目に見えているし肉体よりも精神的に参るのが一番良くないかなと。
肉体は数日ほっとけば治るが精神は中々元に戻らない。
その時の自分に合った強度と練習量を地道に積み上げていきたい。

最近はCircle Cycleという近所のチームの末席に名を連ねさせていただいてるので平日の練習の質が確実に上がった。
本籍はもちろんツルマスとInnocentだが、予定がバッティングしたら先約優先。
最近はInnocent側のレースラッシュが落ち着いてきたせいか休日の予定が中々決まらないのでCCの予定を入れている。
CCは自分より速い人がそこそこいるが遅い人もしっかりいるのでそれなりに自尊心を満足させつつ闘争心を刺激させられて非常に良い環境。
不満点としては喫煙者が数人いるのだが漏れなく断りもなく休憩中に目の前で吸うところ。
別に吸うのは構わないのだが私のいないところで吸っていただきたい。
そもそも有酸素運動を趣味にする人間がやる所行とは思えないが。
いずれにせよもう少しCCに馴染んだら指摘したいと思う。
聞き入れてくれないなら喫煙者から離れればいいかなと。


直近のレースの予定は8月のつくば9耐。というか今週だ。
Innocent主力チーム"侍"のサポート…"忍"の一員として参加予定。
でもサポートって何やればいいんだろう…。
精一杯その時にやれることをやりたい。
まあ男女混合チームだからカテゴリ優勝目指そうかな。
恐らくサポートをやろうとするよりも自分のベストを尽くす方が結果的にサポートになるだろう。
同じ集団に同じジャージがいるだけで少しは力になれると思いたい。
本当にサポートになれるのは限定的なシチュエーションだろうからその時が来たら対応できるようにしたい。
あと暑いから頑張りすぎないで仲間に頼ることも忘れないようにしとこう。
サマフェスの反省。

その次は9月の富士チャレかな?
調子が少しずつ良くなってきてるのが自分でも分かるし何かが変わってきてる感じがする。
相変わらず山は亀さんだけど。亀さんって表現良いな。
今後も使っていこう。違う亀さんを連想してしまうけど。

8月は10連休があるのでしっかり練習して夏を有意義にしたいね。

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公式にあったので。
この数10分後に千切れます。