マルガリータの瞳

チェレステにやられる毎日。

もてぎエンデューロ秋

とりあえずレースレポート。
既に半月くらい経ってて鮮度はマイナスに振りきってますが備忘録的に。
もてぎの4hエンデューロソロに出場してきました。
因みに去年は2h。しかも人生初のレース。

面子は以下の通り。
同カテゴリはN村さん、N子さん。
7hチームはS田さん、A瀧さんの暴れん坊コンビ。
2hソロはK田さん、K谷さん。
以上。

おきなわが終わってから色々と見直し中。
詳細は別記事(これも1ヶ月くらい寝かせてる)にて。
思うところが少々あったので練習内容を見直して実践して迎えた初のレース。
取り組んだ期間は2週間弱だったので効果は表れないだろうなと思っていた上にビッグレースが終わった直後なので、今年の中で唯一気が抜けたレースと言っても過言ではない。
というか4hエンデューロが初なのでまあ戦えるわけがないやろなあ…とやる気があまり無かった。

良く言えばレースを安全に楽しもうくらいのココロモチ。
ただでさえ某おきなわで傷心中なのに数日前にFTP計測を敢行し、結果(8月とほとんど同じ)で更に萎えるというコンボ。
いやレース自体は凄く楽しみだったんですよ?
ただ結果が出なそうだなあと思うと…。

いつものパターンで長くなった。
まずは結果から。


20位/555人 32Lap ave38.09km/h
何があったし。ここ最近ではかなり良い方。
因みにトップから3Lapされてます。クソが。
走り終わった時は114位くらいかなあと思っていたのでS田さんから順位を聞いたときは耳を疑った。

以下レースレポート。

朝は死ぬほど寒かったが徐々に暖かくなるということで上2枚、下は秋仕様で臨む。
まあ上は半袖チームジャージじゃないとチーム分からんというのもあった。
同カテゴリーにエントリーした宿敵N村さんとN子さんと一緒に整列。
余裕をぶっこきすぎて前から517列目くらいに。
まあローリングでポジション上げればいいでしょの精神。
ローリングでポジション上げるの良くないけど。

始まる前にA瀧さんが色々物を預かってくれるはずだったが色々と手違いで上手いこと行かなかったがA瀧さんの地元のヤンキースタイル(栃木)が似合いすぎて郷愁を覚えていた。
まあ私は隣の納豆県出身ですが。

ローリングで千切れたらどうしよう…という不安(去年はローリングで千切れた)と共にスタート。
左側がガラガラだったので安全第一で一気にぶっこ抜く。
ホームストレートが終わるらへんで最低限の位置まで上がれたのでとりあえず一安心。
多分100番手くらいだったかなと。
すっ…と後ろにはしっかりとN村さんが。大丈夫そうでよかった。

その後はもてぎ名物のダラダラ坂でポジションを上げて50番手くらいに。
しばらくはこの辺で推移するかーと思ったが、ローリングなのに250~280W近く踏ませられたことに一抹の不安が。
私にとってはL5の領域なので何発も撃てるわけがない。ましてやまだローリング…。
リアルスタートになったらどんだけ出力を要求されるやら。
まあ10回登れたら良い方かと割り切る。

登りが終わった後は下り基調なのでコーナーの立ち上がりでインターバルがかかる程度で大したことはなさそう。
やっぱり千切れるポイントはひとつしかないか。
ホームストレート前の謎向かい風ゾーンで謎インターバルがかかるのも地味に辛いが。

1周終わってリアルスタート。
暇なので周りの選手を確認………知ってるジャージがあまりいない。
リンク東北とオーベストくらいかな。
やっぱり同日開催のセオフェスに猛者が流れたらしい。(後で確認したら210km上位組が割といた)
強い人が多いと集団のペースが上がって、きつくなるので何も嬉しいことはないがやはりやるからには強い人と走りたい。
まあそんなこと考える余裕はこの時ほぼ無かったけど!!!

例の坂は300W~350Wあたりを1分半踏まされる感じ。
死ぬほどキツい。が、不思議と心拍はいけそう。
脚が早々にお逝きになりそうなのでダンシングで楽に踏めるポイントとフォームを模索しながら走る。
結果腰を痛めた。直立不動ダンシングならロスも無く最大限にパワーを出せると思ったがダメか。
まあどう考えても腰にクるわな…。

今回のサポートチームはマトリックスだったので佐野選手が先頭集団をうろうろしていた。
坂になるとあの巨体が毎回吹っ飛んでいくので中々見ていて面白い。
何度か遠巻きに見たことはあったがこんな近くで見たことは無かったのでとりあえず穴が開くほど観察しといた。
全体的に太かった。これが全てパワーに還元されているのかと思うと重量系の私には福音である。
まあこの方の場合、脂肪なんて全然無くて筋肉ダルマだろうから全く参考にならなそうだが。
うちのチームだとH坂さんあたりが目指すべきスタイルになるのかな?

1時間半くらい経ってからふと思い立つ。
後ろにいるからキツいのでは?という謎理論を編み出し、坂で一気にポジションを上げることに。
気付いたら前から5番目くらいに上がってて流石に焦る。
いやいやいや私の位置はどう考えてもここじゃない。隣にリンク東北いるし。
まあ折角だし…と1周だけそのまま走る。ローテーションが回ってきそうで死ぬほど焦ったが例の坂に突入し胸を撫で下ろす。
さっきの爆上げで相当ヤられたようでポジションがズルズルと下がっていく…。

アカン、キツい…。
登り返しのインターバルがが特にキツい。
まあでも中切れしても大体周りが埋めてくれるからいっか…と何周かは楽観していた。
2時間経つくらいには前の方でも似たような感じで中切れが多発していたようで坂が終わったところで同時にレースも終わっていたことを悟る。
後2時間どうしよう…。

人はたくさんいるのだが脚が合う人が皆無。
仮面ライダー鎧武(意味不明)
というか第二集団がいない。どうなってるんだ。
しょうがないので一人で淡々とペースを刻む。
時々後ろに人がつくが気付くと千切れている。すまんな。
良さげな集団を見つけては飛び乗るがローテーションが回っていなくてイマイチ。
こういうとき周りに声をかけて統率を図れたらいいんだろうな。
誰も言うこと聞いてくれないと思ってるから大体やれないんだけど。

一回だけS田さんの集団に遭遇。速すぎるのとピリピリしてそうだったので声をかけれなかった。
人数はそんなにいなかったがみんな速そうだった。
今までラップされた人は先頭集団に混ざってはいけない理由が良くわからなかったんだけどこの時に漸く理解できた。
勝負に絡んでない人が混ざると邪魔だからか。

そういえばN村さんに全く会えていないなーと思ったら遭遇。
先に先頭集団からドロップしていたようで「良くあのペースについていけたね」と有り難いお言葉を頂戴した。
レースが終わっちゃったなーと思いながら走っていたので何とも言えず。
「千切れたしもうやることないですよ」と自暴自棄気味に返すと「レースはこっからっしょ!」とKIAIが入ったお言葉。
爽やかに飛んでいった。タレそうだなあと思ったがちょっとだけやる気が出てきた。

そういえば一回だけA瀧さんを見かけた。
どうやら2人で逃げている模様。
「乗ってけー」と声をかけられたので遠慮なく乗る。
A瀧さんはキツくなさそうだがもう片方のアーティファクト(以下A)の人がキツそう。
Aの人が離れてしまったのでA瀧さんが「どうしよう…」みたいな感じで脚を緩める。
「一緒に引いて?」みたいな雰囲気を出してきたので「(別カテゴリかつ勝負絡んでないので)無理無理!」と意思表示。
何となく空気を読んで(シンプルにキツくて)ドロップ。

先頭集団に一回だけ乗ってみたがまあ1周が限界。
そこで良さげな集団がやっときた。
マトリックスの選手が引いてる模様。
大体プロは背中に名前が入ったゼッケンをつけているのだがこの人は何も無し。
無くしたか、それとも入ったばっかりなのかなと思いつつ前から3番目あたりにすっと入れてもらう。
ただこのマトリックスの選手、たまーに鼻から何かをコース外に飛ばしている。
飛ばす際はハンドサインをして少しズレてくれるが非常に気になる。
一昔前に鼻から豆飛ばす芸人いたよね。あれに似てた。

私の前の人がカーブになると外側に少し膨らんでいたのでちょっとなあ…と思って声をかけようとしたがやめた。
指摘した方が本人も周りも比較的安全になるのは分かっていたが、本人は必死にやってるだろうし気付くまで黙っておこうかなと。
どちらかと言えば私がそういう指摘をされるのが好まないから、の方が正しいが。
危険行為や迷惑行為であれば注意されて当然だとは思えるが、それ以外は別。
言われて初めて気付くこともあるが、楽しいレースなのに走り方にケチをつけられるのも気分良くないだろうし。

全く話が変わるが、すこしまえに別チームの走行会がありローテーションで周回練習をしたことがある。
慣れない2列ローテーションだったので最初はあまり上手く行かず。
やったことがある人はわかると思うが、前に出たらスムーズに前走者の前に入らないと上手く回らない。
私の前走者が中々後ろに下がってくれないので、前の入れず何度かモタモタしていると取り纏めの人が「(下がるの)遅すぎ!」と叱責。
無理矢理にでもペースを上げて前にねじ込んでしまえば良かったのかもしれないが、そうすると後ろの人の引く時間が長くなるのでまあ良くない。
当時はとてもイライラしたことを未だによく覚えている。
まあ良い人だし悪気が無いことは分かっているので今は特に気にしていないけども。

閑話休題。そういえばレースレポートだわこれ。
とはいっても流石に前を何度もうろちょろされていると何とも言えない気分になってくるので、ポジションを上げてマトリックスの真後ろに。
真後ろの人が辛そうだったし丁度良いかなと。
最後までその位置固定で。
程よいペースなので最後まで垂れず。
同集団に先頭集団にいた人はいないことは分かっていたのでゴールスプリントは見送る。
ゴール手前にて、長いこと引いてもらったお礼を言いにマトリックスの選手の隣まで上がって、顔を見てやっと気付く。
安原監督や…。選手じゃなかった。

鼻から何を飛ばしていたのかだけを聞いてお礼を言ってゴール。
不思議な時間だった。

残りの時間は7hチーム組と2hソロ組を応援して終了。
楽しい時間でした。
素晴らしいことに私とN村さん以外は全員入賞。
たが悲しいかな、集合写真が1枚も無かったので私とN村さんだけ写っていない。
どうやら活躍しないと写れない厳しい世界らしい。

と思ったけど私が撮影したやつあったわ。
ご査収のほどよろしくお願い致します。
次はシーズン最後のレースです。
気張っていきましょう。
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ついでにS田さんの新車スクラトゥーラ。
軽いし反応が凄く良い感じ。
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