マルガリータの瞳

チェレステにやられる毎日。

そでがうらサマーサイクルロードフェスタ

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昨日7/9(日)、チームメンバーと共にエンデューロに参加してきた。
メンバーはK斐さん、M井さん、N村さん、PingPongさん、N子さん、K田さん、私の7名。
あとTモさんも応援で来ていただいた。ありがとうございます。
同日に他のレースも開催していたので面子がバラけてしまった模様。
レースレポートは大分先なので興味なかったら読み飛ばしてね。

場所は袖ヶ浦フォレストサーキットウェイ。
何度も走っているので実家のような安心感。
ただ右カーブが毎回怖いのとホームストレートの向かい風がきつい。
先のカイマクは爆風でめちゃんこきつかったそうな。
あの時私は家で寝てましたが正解でしたね。

オルトレに変えてからエンデューロは初。
そうなのですよ、今までずっとヒルクライムだったのですよ。
まあ2回しかやってないけど。
ロードレース…?弥彦村…?はて…?
まあエアロロード、オルトレの職場である平坦でようやく真価を試せる、というわけですね。

とは言っても袖ヶ浦は少しだけアップダウンがあるので登りがカギかな、と思っていた。
というわけで近所の湾岸で美浜大橋周回でインターバル練をここ数週間で集中的にやった。
このお陰で登りでインターバルがかかっても少しは対応できるかなあと。
というか最近気付いたことがあって、長い坂にはめっぽう弱いけど短い坂だと割と強い気がしてきた。
要はインターバル得意なんじゃないかなと。
逆に常に一定ペースで走るのは苦手。ヒルクライムとかTTとか。

こんな戯言が果たして合ってるのか答え合わせをしたい。
あとオルトレを暴れさせたい。
そんな心持ちで臨んだ結果!!!!!いくぜ!!!!!
20位でした!!!!!


そでがうらサマーサイクルロードフェスタ2017
2時間えんづーろ男子ソロ
20/253 ave40.00/km
34周 2:02:22.858 +Top : -3周

先頭集団から3ラップされとるやんけ…。

因みにチーム内から入賞者が2名。

2hソロでN子さんが2位!表彰台やで!
入賞は間違いないと思っていたがまさかここまで良い結果を残すとは思ってなかった。すげえや。
まあでもワイも1/10すれば2位だから実質2位かな。
同じく2hソロでK田さんが6位。こそこそ練習していたらしい。流石です。

男性陣も一応紹介。
K斐さん→2hソロ 12位(去年より順位上がってますね!)
M井さん・N村さん→2hチーム 8位(どちらもあんまり調子良くなかったそう)
N村さん→クリテリウム カテゴリービギナーⅠ決勝 4…164434655977位
PingPongさん→2hソロ 66位(不吉すぎる数字や…ポジション変えたばかりだそうで)


長くなったけど以下レースレポート。

何度もローリングで先頭集団から千切れることを経験しているので前から5番目あたりに位置付ける。
近くには男性陣と最近お世話になっているCCのお兄様方。
実家のような安心感。
スタート1分前。久しぶりに芍薬甘草湯をキメる。にがぁ…。

ローリングスタート
ポジション取りはここから始まっているので後ろから捲られたら淡々と捲り返す。
M井さんはこの時点で先頭の方に。私はK斐さんの近くにいることに。
PingPongニキは多分少し後ろにいた(と思う)。
後で話を聞いたらローリングで中々こっちに上がれなかったみたい。
確かにポジション争い激しかったですね。

1周が終わりリアルスタート。
集団のペースが一気に上がる。
私は前から30番目くらいにいる感覚だったけど実際は50番目くらいだったみたい。
さあセレクションが始まるなあと思っていたが一向に先頭集団のペースが上がらない。
私の心拍数は170くらいで若干赤信号だが全然いける。

余裕があったのでK斐さんに話し掛ける。
私「今日は何かペース緩いですね」
K斐さん「そう…(無関心)」
何だか反応が悪い。もしかしてご機嫌を損ねてしまったのかもしれない。
まあ冷静に考えればレースに集中しろ、という話なのだが。
因みに10分くらい経過したところで、辛いから早く終わらねえかなあ…と思ってました。

さて、4周めあたりまでは先頭集団大きすぎて、右カーブの度に率先してブレーキおじさんと化していた。
亜種としてラインキープおじさんが存在するが今回はあんまり居なかったかな。
皆下りでポジション上げたがるせいで右カーブの時に詰まるのよね。
どうせ減速するんだから無理にポジション上げて落車を誘発するようなことはしない方が良い気がする。
上りでポジション上げるような果敢な走りをしてほしい。

そんなこんなでいつ隣の人に突っ込まれてもおかしくないなあという状況でヒヤヒヤしながら走っていると先頭集団が漸く絞られてきた。
ペースはあまり上がった感じはしなかったが…?と思って先頭を見ると見覚えのあるジャージが逃げていた。

M井さんや。
マトリックスがいるのにガン逃げをかましていらっしゃっていた。
当然マトリックスが先頭固定で追う形になる。
素人の逃げを追うプロってどうなんですかね…?
まあ集団をコントロールする役割を担っている以上、致し方か無いのかもしれないけど。
見ているこっちとしては全く面白くない。

それはさておき、M井さんの逃げ(爆上げ?)によって先頭集団のペースが上がっていた(らしい)のでサイクルマラソン組が合流出来なかったそうな。
そういえば1000番台のゼッケンばっかだったなあ。
M井さんはつええや。

それはそうとK斐さんが前にいない。
いつもだと私がK斐さんの背中を見て安心するのだが、今日はたまーにM井さんの背中が見える程度。あとRX。
不安である。少し後ろの方にいるのは分かるがどうしたんだろうか。
エンデューリストであるK斐さんのことだ、恐らく気温の高さ等を考慮して後ろで様子見をしているに違いない。
何せ先は長い。今は元気でもいきなりクることはある。
先頭集団にいるせいでテンションが高かったが、色々考えてたら少し頭を冷やすことができた。

7周目あたりで黒ピンクのジャージ発見。
PingPongニキである。何だか死にそうだった。
とりあえず声を掛けるがキツそう。
調子に乗ってた私は「タレてんじゃねえ!!!(タメ語)」と叫んでそのままパスした。
大変失礼いたしました。

10周目あたりかな。
大分絞れてきたといっても先頭集団は50人程度。
まだまだ多かったせいかここで事件が。
最初の下りからの右カーブで私の右隣の人が落車。
どうやらPingPongニキのお知り合いだったそうな。
直接見たわけではないが右隣の人の更に右隣の人がコーナリングミスったぽい。
落車直前に「オイオイオイ…!馬鹿野郎!」とか何とか聞こえた気がする。
私も車体のどこかがぶつかった感覚があったので「あ、終わったわ」と覚悟したがどうにか避けられた。
コーナリングを途中でやめて正解だった。

しかし、失速したことには変わらず。
とりあえずちょっとした坂なので思いっきり踏んで合流する。
要らんところで脚を使ってしまった。
左のふくらはぎ先輩がちょっと怪訝な感じに。
水を飲んでおべっかを使っておく。
K斐さんが居たのでとりあえず状況報告。
わだす「私の隣の人が落車して巻き込まれるかと思いましたよー」
K斐さん「ほーん…」
例によって反応が悪い。
やはり土曜の朝練をサボったのがお冠だったのだろうか。
レース前にヤクを差し上げたのではまだ足りなかったか。
やはりレース中は必要ない限りは話し掛けるべきではないのかもしれない、と結論付けてこれ以降は私もレースに集中することに。

そういえば暑い。めちゃくちゃ暑い。汗が止まらない。
ついでに心拍数も相変わらず高い。
暑いと心拍が上がりやすいと聞いたことがあるが出力の割に高い心拍数はそういうことなのか。
この辺で漸く気付く。

先頭集団の妙なペース。私が何故か先頭集団にいること。
全て暑さのせいか。気付くのが遅すぎた。
先頭集団は暑さのせいでペースが上がらない。
私は暑くて頭が若干おかしくなっていて変に元気がある。
となると次はどうなるか。

今まで千切られた人たちは何故千切られた?
あれほどたくさんいたのに何でいきなりこんなに減ったのか?
単純に脚が売り切れたのもあるだろうが恐らくこの暑さのせい。
昼が近くなり気温が上がり続けているためだ。
あっ…アカンと思った時には遅く、徐々に辛くなってくる。

そして運命の17周目。
ホームストレートで中切れ発生。
この程度なら…と思って踏んで埋めるがかなりキツイ。
やられた。向かい風なのだから誰かを前に行かせれば良かった。
上がりきった心拍の状態で登りに入る。
微妙にペースが速い。クソ、付いていけない…。
1時間足らずで先頭集団から千切られた。

K斐さんがすーっと前に行くのを見送ってどうするか考える。
脚はとりあえずまだある。ボトルもあと1本ある。
ただ残り1時間インターバルに耐えうる体力がない。
行けるところまで付いていくしかないか。
とりあえず暇な今のうちに補給を。
ハルヒルで買って結局使わなかった謎の美味しいジェルを2ついただく。
美味しい。1個250円なだけある。いや高過ぎるわ。

良さげな集団を物色するがそもそも集団が全然居ない。
とりあえず1人で走ってても疲れるだけなので適当に流して集団を待つ。
サーキットの良いところは待ってれば必ず良い集団が来るところ。
甘えだけど使えるものは使わないと勝てない。

そんな感じで待ってるとN子さんが2番目で牽いてる割と大きめの集団が。
思わず笑ってしまった。男としての面子は無いのかこの方々は。
とりあえずすっと合流してN子さんに話し掛ける。
私「N子さん!そんなに牽かなくて大丈夫ですよ!男共に牽かせましょう!」
と叫ぶと周りの諸兄らが何故かペースを上げ始めた。
やればできるじゃない。

私もローテーションに加わるがイマイチギクシャクしてる感じ。
先頭交代のタイミングとかじゃなくて先頭が好き勝手に走っているので後ろが疲れる走り方。
脚が合ってないのもあるだろうが集団を信用していない。
まあペース遅かったから上げたかったのかな。
だったらさっさと集団から逃げれば良かったのにと思う。
変に集団に未練があるとこちらも追って良いのか、ほっとけば良いのか判断に悩む。

後からN子さんから聞いたら最初は5人くらいで楽しく回してたそうだが、周回遅れの妙な輩が合流してからおかしくなったらしい。
じゃあ私がN子さんに合流したタイミングでペース上がったのは偶々かな。
偶々ということにしとこう。

何か疲れるし楽しくないなーこの集団、と思っていると左から先頭集団が。
お待ちしておりました。
とりあえず適当なところに入れさせてもらう。
あ、キツイわこれ。
キツイがここで耐えないと順位はひたすら落ちるだけ。
まあ2周したところでキツすぎてやめました。
あとK斐さんが居なくてちょっと衝撃だった。

後は適当な集団に合流して前牽いたりしてたら残り10分くらいに。
N村さんとK斐さんに合流。
開口一番N村さんが
「この集団安定しなさすぎじゃない?」
仰る通りです。先頭を牽く連中が強調する気ゼロ。
先頭がわちゃわちゃした感じでこちらもどうすれば良いのか分からん状況。
お陰であまり先頭牽かずに済んだけど何だかなあ…。

2時間経過まで数分だったので実質ラスト1周に。
ペース上がるかなと思ったけど全然大人しい。
とりあえず最後の下りカーブのところで丁度ローテーションが回ってきたので思いっきり踏んでおく。
後ろを見ると誰も来ない。
えぇ…どうなってるの…と思ったのだが、あれ?これ逃げれちゃう?と淡い期待を抱いた。
ところが最後のカーブのところで右から集団が勢い良く飛んでいった。
乾いた笑いが出た。
流石にあれに追い付く脚は売り切れていた。
そして一人でゴールスプリント。お疲れ様でした。

1周流しながらお2人に合流。
K斐さんとN村さんは強調してゴールスプリントしたらしい。
N村さんは余程追い込んだのか下を向いてはあはあしてた。
私「私役に立ちました?」
K斐さん「…特に」
N村さん「そうですね…あっスプリントの呼び水にはなってたかも」

余計なことはしていたらしい。反省。
3人の共通意見としては「暑すぎる」

現場からは以上になります。
今回のレースの感想は暑かったけど楽しかった、に尽きる。
小学生の絵日記かよと思わないで欲しい。
私は今までエンデューロに出て楽しいと思ったことはほとんど無かったのですよ。
楽しいのはやる前と終わった後だけ。
要するに先頭集団で走れたのが嬉しかったし面白かった。
先頭集団で走ったこと無いから変な脳内成分出てたんじゃないかと。

最後まで生き残れなかったことは悔しいけども調子が割と良くなってきたことを確認できた。
この調子で地道に練習を重ねていきたい所存です。

ありがとうございました、またみんなでレース出ましょう。


Twitterか何かで拾ったリザルト。
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因みに打ち上げの飲み会に行く電車の中でこれを書いてたのだけれど2回も目的地の駅を乗り過ごして多大なるご迷惑をおかけした。
これからは近場に行くときは電車の中でブログ書かないようします…。