マルガリータの瞳

チェレステにやられる毎日。

大島合宿~オフシーズン後期~ 1日目

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おはようございます。ご機嫌いかがでしょうか。
2/24~2/25にシーズンイン前にコンディションを上げるべくInnocentメンバーで大島合宿、という運びになりました。
この時期はどこ行っても寒いですが大島はどうなんでしょうか。
少し暖かいようですが。
え?何で知らないかって?
これ書いてるのは行きの高速ジェット船の中だからだよ!
ほら!
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あまりにも暇なので導入部くらいは書いてしまおうという心意気です。

さて今回の面子をば。
イカれたメンバーを紹介するぜ!
弟君(アデバヨオグンレシ氏)が今春大学入学!チーム代表S田さん!
高速ジェット船より速い(ご本人はご謙遜なさっていた)A瀧さん!
復調しつつあるPingPongニキ!(小田原に魂を引かれてた)
最近ポプテピにハマってる(スタンプでしか会話してないのでは?)中西P!
筋肉と対話できる男、Arataさん!(最近の私のハートブレイカー)
本合宿取り纏め最高責任者K谷さん!(新車がオラついてる)
朝食おにぎり1個じゃ足らない(我慢しちゃってぇ…)K田さん!
お熱いらしいですなぁ(すいません)…N子さん!
(恐らく)源泉徴収票の上なら最強!にうさん!(なお、朝食トースト4枚)
女性陣最強!Uみさん!(ネタをください)

チーズナン伝道師(なお、禁止5ヶ月目)!ワイ!
の総勢11名です。男女比がいい感じすな。
いつもと違うテンションだと疲れますね。もうこれでいいですかね。
因みに金曜発組と土曜発組で別れてます。私は土曜発です。
金曜発組が大島の大地に苦しめられている時に暖かい室内で海を眺めながら記事を書いてるわけですよ。快適ですね、へへ。
いい感じに金曜発組が死に体になってるといいなあ…。
あ、ジェット船から見える海の色が変わってきた…東京湾のクソみたいな色じゃなくて沖の色って感じで青が濃い。
もう少しで着きそうや…。

予定通り10時半に岡田港とうちゃこ。
風に煽られつつ何かの演歌を聴きながらそそくさと燐光解除。
A瀧さんがLTEが中々入らなかったようで近くの謎フリーWifiに繋いでたが名前がフルーツパーラーとかそんな感じだったので二人で笑っていた。
そしてLTEと4Gが同義であることを教えてもらった。無知にも程があるな…。

4名全員準備が終わったので大陣(本日の宿)に荷物を置くべく出発。
金曜発組は寿司光(昼食場所)に既に向かっているそうなので11時着目標でなるべく急ぐ。
何度か大島に来てるK田さんたちによると大陣までは大して登らないとのこと。
クソデカいリュックを背負ってるので助かる…と思ってたら普通に坂しかなかった。
女性もいるしリュックもあるので先導のA瀧さんは淡々と踏んでくれる。
大体200wくらい。私にとってはL3上限に近いので楽ではないはずだが普通にサクサクいけた。
調子が良いのでは…?とこの辺で淡い期待を抱き始める。
にうさんはスイスイ登っていく一方、K田さんは辛そう。
とりあえず2人を先に行かせてK田さんをゆるゆる引かせていただく。
登り終わって下りに入ったら普通についてきてたのでやっぱり…いやなんでもない。

宿の入り口が微妙に分かりにくく少しさ迷ったが、ガソリンスタンド横の入り口からエントリー、無事宿に到着。
歴戦の猛者みたいな宿の親父さんに荷物を託し、寿司へ。
無事、全員合流完了。どうやらこの寿司光、いつも合宿で食べてるとこらしい。
金曜発組の表情を見るとそれなりに疲れがみてとれる。よし、目論見通り。
厄介なArataニキ、中西Pの脚が削られているようで、心の中はウキウキであった。

鮪丼、うまし。
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島で使える謎通貨しまぽで決済し、寿司光を後に。
チェーンを解除している間にS田さんと凄く似ている自転車を発見。
N子さんの新車だった。そしてスプリンタースイッチ搭載。戦闘態勢万全ですね。
私は間違って押しそうなので導入予定は無いが、ゲームのコントローラーみたいで面白そうだなあと多少興味はある。
まあまずは電動化ですかね…全くやる予定無いけど。
次のDuraAce出たら考えるかな。何年後になるやら。

一行はひとまず宿に寄って必要なものを取りに行くことに。
その際に宿入り口の坂でK谷さんのチャリがチェーン落ち。さくっと直せるかな…と見たらBBの内側までがっつり落ちていてどう頑張っても戻せない。
仕方ないのでS田さん主体でクランクを緩めてチェーンを救出。
新車なのに御愁傷様です。チェーンキャッチャー付けてても落ちる時は落ちるし、BBのガリガリ傷は宿命なのだろうか…。

その後K田さんのフロントディレイラーも不調ということでこれもS田さん主体で調整を敢行。
多少はマシになったが原因が不明だったのでキリのいいところで一旦中止。
変則そのものは出来ており、少し異音がする程度だったので走行自体は問題が無さそう、ということで。

ということで一通りトラブルは解決したので出発。
当然男女は別れる。男はとりあえず島1周、女性は…甘いものを食べに。

周り方は時計回り。山岳まではパックで。
因みに1周40km、1000mup。どうみても重量級絶対殺すマンである。
そして入りが結構速い。山岳まではアップダウンがあるのでL4~L5辺り踏まされる。当然ローテーションもする。
Pニキはローテーションに入らず後ろでツキイチしていたが、岡田港近くのトンネルでドロップ。
午前中ヤられたか…。
Arataニキ改めマッスルさんと中西Pは比較的元気。
おやおや?寿司屋で垣間見た疲労はフリだったのかな?
が、後ろから良く見てると隠せない疲労感が。
アップダウンがキツそう。ワイもキツい。こわれるわ。

動物園に着いた頃にはパックは半壊状態に。
中西PとArはこの時に事切れていたっぽい。どっちが先に千切れたかは定かではない。
生存者はS田さん、A瀧さん、ワイの3名。
私はてっきり動物園のところまではそこそこアップダウンがあり、山岳コースは既に始まってたと思っていたので、「こっから山岳よ!」という声を耳にした時は「は?」となった。
割と疲れたので軽く絶望しながらついていく。

常にL5~L6な感じ。死ぬほどキツイ。が、割とついていける。何故だろう。
S田さん「今(体重の)何倍(のw)?」
私「(ふと見たら250wだったので)…4倍?」
S田さん・A瀧さん「いやいやいや」
S田さん「俺4.5倍なんやけど…」
私「(300w以上になってたのを確認)…5倍っすね」
A瀧さん「だよねー」

私「(既に虫の息)これどのくらい続くんですか?」
A瀧さん「4kmくらい?」
私「4km…(意識が遠退く)」
S田さん「え、もう少し長くありません?」
私「…(絶命)」
A瀧さん「あれ?そうだっけ?まあここが踏ん張りどころよ」
この会話の直後、無事千切れる。
短い命であった。多分1/5も終わってなかったのでは。

二人を見送り淡々と踏む。
後ろが追い付いてくるだろうとチラチラ振り返るが中々来ない。
まさかこのまま単独なんてことは無かろう…。
死にそうになりながら頂上のようなところを越える。
が、アップダウンがあるので山岳が終わったんだか終わってないんだか良く分からんので抑えめでいく。
既視感を覚える…これはアレだ、おきなわだ。
うちなーの風を感じる…。
コースレイアウトといい、風景といい割と似てる。
まあもう少し温暖だろうけど。
このコース走ってればマジで強くなるな。

そして死ぬほど風が強い。ヘアピンカーブでもイタクァの暴風状態なので普通に怖い。
車体のコントロールがまるで出来ない。
風は置いといて最近ダウンヒルの挙動がめちゃくちゃ悪いのよな。
コーナリングしてるとリアがガタついて滑る感じ。
最初はタイヤが磨耗してるだけかなと思ったが新品に変えてもあんまり変わらない。
いつ滑ってもおかしくなさそうなので楽しかったダウンヒルが最近は恐怖でしかない。
相当速度を抑えているがそれでも怖い。
いつも挙動が不安定というわけでもないので自分自身の問題か?と思い始めている。
まあ行きつけのショップで見てもらいます。

何とか落車も無く筆島までダウンヒル完了。
が、ここからの海岸線が向かい風甚だしい。
一人でこれ行くのか…行くしかないか…。
どうやら時計回りは向かい風だった模様。
出来るだけエアロな感じで進ませる。

そういえば道分からねえ…。事前に聞いておけば良かった。
私以外全員ルート知ってるせいか何の疑問も無く始まったのよな。
一旦止まって道確認するか、と思ったが看板に「大島一周道路」と記載があったのでそれを信じて進む。
結果、正解だったらしい。
何回か迷いかけたので非常に助かった。

有名らしい地層の前をパスし、段々と文明が帰ってきたのを感じる。
例え文明があろうとアップダウンは普通に存在していたので最後の最後まで脚を削られた。
S田さん命名ゴミ袋(土嚢?)スプリントゾーンを越え、猛者2名と合流。
想定より来るのが速かった、とお褒めのお言葉を頂戴する。
有り難き幸せ…。
後、単独で来たことに少し驚かれた。私も最後まで単独だったのは想定外だった。
まあ途中から追い付かれないように踏みまくったけど。へへ。

死ぬほどキツイコースだったが不思議と充実感。
コーラを投入しながらブレーキの調整をしていると後続も到着。
中西Pとマッスルさんはパック、そのすぐ後ろにPingPongニキが。割と近かったみたい。
軽く補給を済ませて再出発。今度は来た道を折り返す。つまり反時計回りですね。

調子が良さそうなので元気な内に調子に乗っておくことに。
Pニキは最序盤、マッスルコンビも割と早い段階で千切れていた。
相当脚がスッカスカな模様。
どんだけ午前中追い込んだんだろうか。

さっきと同じS田さん、A瀧さん、私の3人で推移。
序盤の坂がクソキツい。さっき通ってたとこなので何となくゴールは分かるがやけに長く感じる。
本気で千切る素振りは無さそうなのでとりあえずいけるところまで食らい付く。
常にL5以上を踏まされるがいける。キツくて苦しいが5分以内であれば耐えられる強度。
長い坂が終わり余裕が出てきたのでローテーションにちゃんと加わる。
下り基調なのでクソ速い。アドレナリンドッパドパで楽しい。
相変わらずコーナーが怖いので減速するとインターバル地獄。
落車よりはマシや…。

何回か千切れかけるがどうにか筆島まで辿り着く。
流石にこの先は無理なので見送る。後は淡々と上るだけ。

………

動物園まで下るとS田さん発見。
ここで一旦休憩かな。
と思ったがA瀧さんはもう1周するということで先に行っていた模様。
S田さんは獲得標高3000m到達していたので「流石に疲れたわ」と休憩していたらしい。
私はまだまだ走れそうだったので少しだけ休憩してから行くことにした。
と、その間にS田さんに最近出たCosmic USTの良さを5分くらいかけて語っていただいた。
Mavicの回し者かと思うくらい購買意欲がそそられましたね。
CCU買う買わないでうだうだしてたので丁度良いかもと。
合宿の記事書き終えたら真面目に購入検討しよう。

マッスルさんが着いたのでそろそろ行くかということで出発。
ここでとんでもないミスをしていたがこの時は露知らず。
S田さんたちは中西Pらを待つということで単独で。
時刻は16時過ぎ頃で、宿には18時に着いていたい。
なのでそのまま時計回りだと日没後に山岳走る羽目になるので反時計回りで。
つまりさっき来た道をまた折り返す。また上りです。
それなりのペースで、と思ったがあんまり脚が残ってない模様。
仕方ないので淡々とペースを刻む。

下りに入って相変わらず風強いなあと思っていると前からチャリンコが。
この時間にここ登るとかすげえなあ…と感心していると見覚えがある人だった。
A瀧さんである。速すぎ。1周1時間強くらいで回ってるようだ。
すれ違いざまに「速すぎィ!」とお声をかけておいた。

筆島まで下り、後はアップダウンを爆向かい風に吹かれながらこなす。
とりあえず元町港の宿付近まで辿り着いた。
が、時間的にもう少し走れそうだったので少しだけ流すことに。
途中でハンガーノック気味になり、丁度良いかということで引き返す。
翌日の補給食が足らなそうなのでスーパーへ。
大島にはコンビニが無い上に頼みのスーパーの閉店時間が早いので、宿に寄ってる時間が無い。
鍵をかけてさあ買い物するか、とポケットをまさぐる。

……………ない。
あるはずのチャリ用ポーチが無い。
金に関するものは全てあの中にあるので買い物が出来ない。
というか普通にヤバいぞこれは。
冷静に焦り始める。とりあえず鍵を外しながらどうするか考える。
まずは無くした場所の特定だろう。明日になってからだと盗まれる可能性が高い。
最後に金を使ったところ…動物園だ……あそこか………(ここから20kmくらい)
人気があんまり無いところなので明日の朝取りに行くことを決意。
心身ともに疲れきっていたので半分諦めた。

とりあえずこのくらい走りました。午後だけなら上出来でしょ。
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放心状態で宿へ。
A瀧さんがいた。しまぽだけだと微妙に金額が足りなかったので少々お借りすることに。助かりました…。
スマホの画面にスタンプを押すと決済される仕組みのようでハイテクなんだかローテクなんだか良く分からんな。
そしてポーチはマッスルさんが見つけてくれていたので無事回収できた。本当にありがとうございました。
こうしてみると人に頼りっぱなしなのが良くわかるな…。

その後はA瀧さんと二人っきりでお風呂に入ったり、全員でご飯食べたり、宴をしたり、冬季五輪のマススタートを見てめっちゃ盛り上がったりした。

口を挟む前に勝手にフラれる事案が2度ほど発生したので傷心。
女性陣とPニキはペ◯ーズで盛り上がり、中西Pは静かに寝ていた。
マッスルさんはドラゴンフラッグを披露して一人オリンピックをしていた。

大島の夜は更けていく…。
2日目に続く。