マルガリータの瞳

チェレステにやられる毎日。

富士ヒル【加湿仕様】

2つほど書き溜めてるがさくっと忘れない内に。

76分、惜しくもシルバーならず。
データ的にはこんな感じ。
1h16m7s NP227W(Aveも227w!まさにペース走)
24km 獲得標高1,209m Ave18.9km/h
消費カロリー 1,036Kcal(1,036Kj)
20m max 229(ひっく)
60m max 227(ひっく)
Max 357(ひっ…まあこれは低くていいか)
TSS 110
心拍は大体170前後

まあ今回は去年の自分を超えることが目標であわよくばシルバー取れればいいやくらいだったのでまあこんなもんだろ、と。

以下レポート。

私は第6ウェーブで知ってる人がマジで誰もいない状態。
一緒に走る人がいないのは寂しい…が逆に好き勝手に走っても気にしなくてもいいのは良い。
まあこんだけ長いヒルクライムだとマイペースが無難なので居ても居なくても結果は同じだったかも。
ついでに天気が少し怪しい。
下山する頃には降るっぽい感じ。
というか霧が凄くてそれで路面が濡れてた。

そしてスタート。
詰まったら時間のロスになるのでさっさと前に上がる。
計測地点までの周りのペースで色々察する。
このウェーブ、魔境だと思ってたけど本当だわ。
計測地点に着いてからは予定通りL4の220~230wまで一気に上げる。
あーこのくらいならまあいけそうだな、と分かったので早めにパスしたかったのもあってL4上限まで上げる。
去年とは打って変わってすいすいと人を抜いていく。

というか周りのフォーム、ペダリングが美しくない。
私も綺麗な方では無いがヒルクライムのそれではないのばっかり。
普段平地しか走ってなさそうな人ばかりだなあと印象。
しばらくドラフティングは全く期待出来そうにないことがこの辺で漸く分かる。
まあそれでも人を抜くのは気分が良いな。
時折速い人がすーっと行くがそれについていく気はない。
ペースを上げたところで最後まで持たせる自信が全くない。

とにかく淡々と220~230wで。
脚はいけそうだが心肺が早い段階でキツくなってきた。
既視感がある。ローラーと同じキツさである。しかもローラーより長い。
SST20分であのキツさなのに1時間も維持できるかなと不安だったがまあやれないこともないらしい。

たまに色んな人とデッドヒートを繰り広げるが、こちらは争う気は一切無い。
ただ視界に入ると気が散るので斜度が緩くなったときにスピードを上げてぶち抜く。
そんなことを繰り返していると始めは食らい付いてきても気が付くと居なくなる。
まあ一定ペースで走ってるだけ。
周りの印象としては勾配キツいときに踏みすぎで、緩くなった時に休みすぎな傾向。

人とお喋りしながら走るのも好きだが終止孤独だったのでかなり集中して走れたな。
そんなこんなで誰とも会わずゴール。意外と短く感じた。
富士ヒル特有のゴール後のやり遂げた感、気持ちええんじゃ。
途中でシルバーいけるんじゃね?と思って少しだけ踏んだが普通に全然足りなくて力が抜けた。まあ去年より10分短縮出来てるから…。


ヒルクライムは展開無さすぎて書くの楽だな。
中身が無いとも言うが。
元々どのレポートにしても中身無いけどダラダラ書くのが好きなんだよな。
というか今回書きたいのは富士ヒルのことではない。
富士ヒルに至るまでの話を書きたかった。
残さないと忘れそうだったので。

2週間前の弥彦村ロードレース。
結果が散々でしたね。
超絶簡潔なレースレポートがありますが、本当は色々書いたバージョンもあったのですね。
思うとこがかなりあり、途中からシスもびっくりのダークサイドワールドが展開され、書きながら「これはちょっと世間様に見せられんなあ…」と思い、お蔵入りとさせていただきました。
その決め手になったのはとあるレースレポートです。
そこには私が居なかった。ただそれだけ。レース展開に絡んでいないので居なくて当然だし、書きようが無いやろ…と普通に思うのですが。

分かっていても事実は事実。
責めるべきは書き手ではなく何も出来なかった自分自身。
というかそもそも居ても居なくても同じだよな。
このチームに私要る?要らなくね?とか思いました。

一度そう考えると手間暇かけて、こういうことあったなあ、あぁこれ書いとこうとか思いながら記事を書いてることが非常に虚しく、馬鹿馬鹿しくなってくるわけですね。
自分の為に書いてるブログですが、何の為に書いてるか分からなくなりましたよ、ええ。
文章にすると当時の気持ちや考えが整理出来て次頑張ろう!と気持ちの切り替えが出来るのですが、それをする意義が見出だせない。

文章にすればするほど自分が走る理由が分からなくなる。
何の為の自転車なのか、本気で分からなくなるんですね。
こういう時は自転車以外のことに触れて一旦忘れるのがベストな気はしますが。
忘れたところで問題は解決しないんだよなあ…。と思うと自転車に乗って答えを探すわけです。
そしてやっぱり分からない、と。

1週間前、鹿野山をひたすらリピートするという苦行をやったわけですがクッソつまらなくてびっくりしましたね。
苦しいことや辛いことをやれば、何らかのヒントを得れるわけではないらしい。
何だかなーと思ってるときにふとそれっぽい記事を発見した。
紹介するのも畏れ多いので詳しくは載せないけど、とある自転車コーチの方のブログから。
凄くシンプルだが、計測機器を付けないでパワーやスピードを気にせず行きたいところに一人で行く、これだけ。
あぁなるほどな、と思う。
要は自転車の楽しさを、初心者の頃に見えたものを再確認する、ということ。
見るべきはメーターの数値じゃないんだよな。
それは分かるが、一度知ってしまうと中々離れられない。
この方法だと残念ながらTSS管理が出来なくなってしまうが、今の私にはこれが必要なんだろうなと思う。
まあ月イチくらい、少しだけならやってもいいかもな。

とりあえず気になってるところがあるのでメーター付きだろうけど近々行こうかと。
その代わりガーミンは一切見ないでひたすら走る。
ログは終わってから見る。

そんなこんなで完全にモチベーションが死にました。
富士ヒルは本当にどうでもいい、って思ってました。
真面目にDNSも考えましたが、行くだけ行った方がまあ色々と良いだろうなと。
まあ走り始めたら少しだけ闘争本能がむくりと…。
でも根本的には興味がなくて去年の自分を超えればそれでいい、くらいの心境でしたね。
だから76分でそれなりに満足してます。

私は弱いのでゆっくり行きます。
少しずつ強くなって前に進むことにします。
いつまでこの趣味を続けるか分かりませんが、ゆっくり続けて楽しむことにします。
なので次のニセコが終わったら、しばらくはレースに出ないつもりです。
Innocentの練習も出ません。元々最近出てないけど…。
まあ私にはレベルが高過ぎる。
後は単純に場所が遠い…。これは仕方ないことだと納得してるけども。

おきなわは出るかもしれませんが、いきなり出ても危ないかなとか思ったり。
レースは好きですが、結果が出ないレースにずっと出続けるのも疲れましたね。

なので次のニセコは悔いを残さないように、全力で走って楽しんできます。
とりあえず落車だけはしたくないココロモチ。

あースッキリした。
なにはともかく富士ヒルお疲れ様でした。