マルガリータの瞳

チェレステにやられる毎日。

サドイチ

20191118掲載
寝かせてる記事を眺めてたら割としっかり書いてたので供養。
尚、未完です…というかもうその先を覚えてない。

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たまにはファンライドでも、ということで行って来ました佐渡ロングライド210。
一定距離毎にエイドステーションがあって飲み食いしながら、わいわい走るアレですね。
正直出る前はファンライドねえ…って感じでしたが、美味しいものを飲み食いしながら走るのは楽しいですね。
まあアクセスがどちゃくそに悪いのでしばらくは良いかな…と思っていたりもしますが。
スタッフの子たちが元気良くて大声で応援してくれるのでイベントそのものは凄く良かったです。

因みにレース以外のサイクリングイベントに出るのは初めてです。
あ、サイクルモード行ってたから厳密には初めてじゃないか。

面子は少数精鋭で5人。
にしむらさん、きださん、ねえさん、あいかわさん、わたし。
去年の京都旅行の同じ面子かなーと思ってましたがおこ夫妻は予定が合わず。残念。
京都旅行の記事は今でもちゃんと思い出として残っているので上げません…。(3日間の内容が濃すぎて書くのにめっちゃ時間かかるともいう)

行きは車2台に別れて新潟港まで。
私は流れでにしむらさんカーに。
自転車メインの話題になるかと思いきや、ガリガリ君の工場見学の話や、不動産の話など。
大人の世界を垣間見ましたね。ただの良く喋る自転車おじさんでは無い瞬間もあると。
きださんカーはガールズトークが繰り広げられる中、あいかわさんは爆睡をかましていたそうな。

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途中のSAで食べた美味しかった何か。
ぞうりかつ?みたいな名前だったような…。
あいかわさんの膝の調子が悪いということにこの辺で発覚。
ねっぷりたっぷり料理してあげようと思っていたが、可哀想なのでやめておくことにした。
怪我は誰でも辛いのんな。

時間が割とヤバいことが分かったので少し巻きで車乗り捨て、荷物積み替えを。
何とか間に合ったがフェリーの中が難民キャンプ状態で「えぇ…」ってなりましたね。
大島のフェリーをイメージしていたのですが、どうやら大平洋側と日本海側では勝手が違うらしい。
普通に同じイベント参加者で溢れかえってただけなんですが。
明らかにキャパオーバーな感じ。
我々は下賎の身である故に雑魚寝スペースに。
一応全員は胡座かいて座れましたが、寝るのはちょっと厳しいかな、という狭さ。
加えて悪天候の影響か死ぬほどフェリーが揺れる。
まともに歩くのが難しいレベル。
普通に船酔いしたので歩いたり外の風に当たったりしましたが、むしろ悪化していたので戻って寝たら少し良くなりました。

たまにトランプに興じつつ2時間半程度で佐渡に到着。
凄く長く感じた…。当然船酔いで気分は微妙である。
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雲がでかい。

ホテルに荷物をぶちこみ、受付会場へ自走で行くか車で行くか多数決を採ったところ女性陣+私の3票で即決。
これぞ民主主義である。
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普通に天気が悪く、路面も濡れていたので大事を取って、ということだったが途中から普通に降ってきたので正解だった。
にしむらさん、ありがとうございました。

受付が学生さんメインということもあって割とユルい感じ。
私は必要書類をちゃんと揃えていたが、検車証は後日でも大丈夫、とか。
レースこそこういうのを徹底した方が良いと思うが、ゆったりペースのファンライドでここまでやるか?とは思った。
日頃お世話になっているFFcycleの店長に聞いたところ「そういうイベントだと信じられない状態で走る人がいるからかと思います(意訳)」
納得。レースに出るとなるとある程度自転車を知ってる、いじってる人に限定されるからまだ信頼性がある、と。
恐らく私はその中でぶっちぎりで自転車を知らない方だろう…。

まあ自転車は車検とか無いしね。

受付終了後はブースへ。
想定より佐渡が寒すぎるので半袖ハーパンしか持ってきていない私はせめてアンダーくらいは買おうかと。
結論から言うとここで買ったものは当日使わなかったが!
色々見ていたがAvedioのブースにDi2があったのでにしむらさんと二人でうぃんうぃん遊んでいたところ、スタッフのお兄さんに「あんまりやると壊れるんで(半ギレ)」と注意を受ける。
失礼致しました。というかにしむらさんはDi2持ってるでしょ。

買い物もそこそこに帰路へ。
寒すぎるのでみんなで車までダッシュ
走る貴婦人方にスマホを向けたところ疾走しながら満開スマイル。キマった。
ここで紹介できないのが非常に残念。

ホテルに着いて夕飯。久しぶりに蟹とか食べましたね。
マジで去年の京都振りかもしれない。
口にするもの全てが旨かった、特に米。
水が美味しいと何でも美味しいんでしょうな。
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スタート時間が0510とめちゃくちゃ早いので当然朝も早い。
まあホテルの朝食は無理かと思っていたら「朝食の代わりにお弁当があります、午前2時からいけます」とのこと。
午前2時って最早夜食ですね。長旅でそれなりに疲れていたので即就寝。

0330辺りに起床、だらだら支度しつつお弁当を貪り出発。
外の気温は10度。私の格好はエアロワンピにアンダー、パーカーハーパンとどう考えても寒い。
震えながら行く。アップがてら少し上げてみる。寒い。
意外とあいかわさんがついてくる。ほう?
寒すぎてどうしようもないのもあるのでにしむらさんと二人で高速ローテ開始。
50分くらいかかる予定だったが半分くらいで到着。普通に集合時間に間に合った。
スケジュール調整が出来る社会人の鑑。
当然あいかわさんは死にかけていた。

羽織っているものを荷物として預けたかったがめんどくさいのと待機列が常に動いているのでそのままガーミン袋に入れて行くことに。
まあレースじゃないし良い負荷かなと。
本当に寒いのでウィンドブレーカーをにしむらさんからお借りする。
厚手のアンダーもお借りしていたので私の上半身はにしむらさんである。
私が完走出来たのもにしむらさんのおかげといっても差し支えない。
助かりました、ありがとうございます。

さて、おためごかしも程ほどにようやくスタート。
レースじゃないので周りがめちゃくちゃゆるゆるペース。
集団が形成されているので抜かしにくい。
車通りがほとんど無かったので機を見てするする抜かしていく。
210km,2800mupと先は長いので一定ペースでゆるゆる…の予定は当然あるわけが無く、坂の度に無酸素領域に突入させる。
大体400w~500w。個人的には弥彦村前の調整がメインだったのでこのレンジで走りたかった、というのもある。
にしむらさんと共に周りの参加者を凄い勢いでぶち抜いていき、遅れたあいかわさんを待ち…の繰り返し。
坂の度にオラついて、終わったらタレる、という周りから見たら最高に意味不明な二人だったに違いない。
効率ガン無視の走り方なのでTSSもかなり貯まっていく。
流石に疲れてきたので第二エイド辺りでにしむらさんと談合。
あいかわさんは既に虫の息であった。
50km時点でTSS100くらい、およそファンライドの強度ではない。
第二エイドにきなこ餅があったので食べたが、後続の女性陣(130km組)曰く「もう無かった」とのこと。
食べといて良かった。きださんはさぞかし残念だったに違いない。

正直1週間も経つとどのエイドに何があったかほとんど覚えてないけど、毎回コーラがあったので必ず飲んでいた。
ライド中のコーラは麻薬だ。
一応補給食は持っていたがまあ要らないなと。
全部のエイドに寄って何かしら飲み食いしてたし。

時折絶景を撮りつつかの有名なZ坂に。
最初は私が先行していたが、折り返しでにしむらさんが先行。
最後まで一緒に。力量が拮抗していると頑張れば付いていけてしまうのでどうしてもずっと一緒に全力で踏まざるを得ない。まあ非常に疲れる。だが、練習の質的には最高である。
途中からだったので4分280wくらい?かな。
どうやら1人だけ付いてきていた人がいたらしいが千切れていたらしい。
あのペースで付いてきていたとしたら出るイベント間違ってるけども…。

因みにこれを書いてるのは帰りの新幹線の中ではないです。
行きの新幹線です。そうなのです、2週連続で新潟なんですね。
私も上野駅の新幹線の改札でまたかよって思いましたよ。
今年1年分の新潟成分を堪能したので流石にもう今年はご遠慮願いたいココロモチ。

弥彦村頑張ってきます。

とここで終わってます(2019年11月)
彼はこの後絶望してレースから少し離れます。