マルガリータの瞳

チェレステにやられる毎日。

弥彦村ロードレース(供養)

20191118掲載。
供養シリーズ第二弾。
当時思い付くまま書き殴ってアップせずにお蔵入りしたやつ。
書いたなあこんなことと思いつつ見返してもういいかなと思ったのでアップしました。

やってきました、弥彦村。おこさんのホームグラウンドである。
昨年から引き続き2回目の参加。
昨年は3周してレースから降ろされたトラウマがあり、「あぁこれがロードレースなのか」と冷たい現実を叩きつけられたのでレースそのものには嫌なイメージがある。
まあ昨年の4月はほぼ乗れない日々が続き、明らかに調整不足だったが。
FTPは200も無かったんじゃなかろうか。

面子は地元のおこさんを筆頭に、
しばたきさん(バンディ・ウッドの亜種)、まついさん、につさん、私の6名。
本当はうみさんも来る予定だったが諸事情によりDNS
良い勝負が出来そうだったので非常に残念である。
レースレポートは書くこと無さそうなので導入メインでいきます。

昨年は家に着いたのが深夜1時で、めちゃくちゃ眠かった記憶があったので新幹線で行くことに。
先週は佐渡に行っていたので2週連続で新潟に行くことになる。
行きは暇だったのでサドイチの記事を書いていたが、導入部分でほとんどの時間を費やし終了。
因みに書いてる途中ににうさんがご挨拶に来てくれた。

燕三条に到着後、おこさんが迎えに来てくれた。
事前に恰幅が良くなったことを聞いていたので思ったよりは驚かなかったが腹がヤバかった。
幸せ太りですな。
昨年と同じいけすがあるお店で昼食を取るべく3人パックで。
しばたきさんとまついさんたちとはそこで合流。

おこさんが最初は引いてくれたがキツそうなので交代。
にうさんいるし、TSSあんまり稼ぎたくないので200w弱くらいで淡々と。
と思ったらおこさんがツキイチなのにキツそう。
ご本人曰く「牙に肉が付いた」とのこと。
去年の弥彦の時は私より強かったので1年って人を変えるには十分な時間だなと。
ただ学生時代は鳴らしていただけあって流石というかペダリングは綺麗。
おこさんと同じペダリングをしている人って早々居ない気がする。
筋肉は衰えても体に染み着いた動きは恐らく何年経っても忘れないんだろうな。

先頭交代を促したところ、にうさんが前へ。
これが中々の引きで後ろでも250w要求される。
流石に笑った。
おこさんをじわじわいたぶりながらいけすレストランに。

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旨し。

お腹を満たした後は宿まで先ほどの面子で自走で行くことに。
因みに去年はおこさんと2人でバトり、普通に負けた。
勝敗は見えているので全部引くつもりで。
意外とついてくるのでL3上限~L4下限辺りの220wくらいで淡々と一定ペースを刻む。
向かい風が強すぎて全く進まないがそれでも踏むしかないのでそのまま。
おこさんも少しだけ引いてくれたがキツそうなので代わる。
あと1回先頭出たら死ぬ、ということだったのでそこからは私先頭固定で。
最後は思いっきり上げようかと思ったが、狭い道を選んだので大人しくゆっくりと。
そして宿のみのやに到着。去年もここ。

荷物を置いて試走に。
去年のコースから少しだけ変更が加わっており、しかもそれが田んぼのど真ん中を突っ切るクレイジーコースレイアウトなのでそれを確認したかった、ということが大きかっただろう。
3台くらいしか通れない上に平坦でスピードが出ている時なので普通に田んぼ突っ込むだろ、と前評判だったが試走しても感想は変わらず。
コシヒカリへの感謝を忘れずにコーナリングすれば泥んこ大会をすることはないだろう、ということで合意。

軽く流すかということでローテーションが始まったが平坦で300w踏まないとついていけない強度。
普通にキツいので早々に諦める。TSS調整したかったのもあるが。
既に90近くになっており、この日のTSBがマイナス9と普通に疲れていたので割と明日に響くレベル。
暇なので撮影大会を。
段々と上手くなってる。
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その後は近くのジェラート?ソフトクリーム屋に。
去年も行ったがすっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっごくうまかった。
いつぞやの三浦半島の何とか牧場のソフトクリームも美味だったが、ここには勝てないだろうな。

ほどなくして宿に。
もちろんお風呂は温泉。
何だかんだでTSS110くらい稼いでしまい、明日のTSBがお察しな感じに。
うーんこの。

お風呂でリフレッシュした後は居酒屋「よっしゃ」に。
相変わらず口にする全てが美味しい。酒無しでも全然楽しかった。
全員ヨーグルトとかオレンジジュースしか頼まなかったので、店員の女の子は「何やこいつら…」って多分思っていたに違いない。
全員腹ペコだったので料理がテーブルに置かれる前に皿が空になるくらいの勢い。
サークルの飲み会かな。
壁には店主のお子さんが書いたであろうイラストが貼ってあり、1周年毎にプレゼントしているっぽい。
その時々の家庭環境が反映されているであろうなと邪推するのが中々面白かった。

お腹いっぱいになり、会計をば。
1人3000円で済んでまじでびびった。
安すぎて経営が不安になるレベル。
会計後、店主の粋な計らいで女性にはアイスをあげているらしく。
私が横で「私も女になるので欲しいです」と冗談で言ったところ、店主が「股に(第三の足を)挟め」と仰ったのでその通りにしたら本当にくれた。
ありがとうございます、美味しかったです。

宿に戻り、22時頃就寝して7時前に起床。
凄まじく健康的。疲れも普通にとれた。
TSBはマイナス9となっていたが、特に脚の重さは感じない。
うーん、本来のTSSがもっと低かったのかな。
となるとFTPが上がったということか。
そんな感じはあんまり無いが…どこかで異常数値出たかな。

朝食はバイキングで、レースは昼からなので遠慮無く暴食。
おこさんが昨晩から体調を崩したようで辛そうだった。
ナマモノに当たったか変な菌でももらったか。
いずれにせよ非常に不運である…。
行けそうだったら出走する、ということだったので快復を祈る。

朝食後は最後の風呂をば。
血行を良くして調子を少しでも上げておく。
風呂上がりに軽くストレッチして、更にコンディションを整えておく。
その後は準備をして会場へ。
ウォーミングアップやら出走手続きやら準備やら応援やらであっという間に正午に。
おこさんはちゃんと出走していたが、最悪のコンディションだったこともあり奮わず。
私だったら迷わずDNSを選ぶが流石競技に打ち込んでいただけのことはある。
自分の限界を知っているのもあるだろうが意地だろう。

にうさんも強豪揃いの中奮闘。
マグロの叩きにすることは叶わなかったが課題は見えたようで何より。
平坦は速いので上りの改善さえしてしまえば勝負できるだろう。
高強度に弱そうなのでそこも重点的に鍛えていくべきか。


以下レースレポート。

(20191118追記)
……書いてないwwww
まあ未だに良く覚えてるから書くまでもないと思ったんだろうなー。
その前に自分の心の整理がしたかったんだろうな。
以下色々悩んでた頃の青臭い思いの丈です。
めちゃくちゃ真面目に悩んでてびっくりしてます。
今の自分はこんなに悩んでません…。
レースに関しては勝つまでやる以外考えてません…。
追記が長くなった。以下からです。


正直、新潟まで来て何も残せなかったことが情けないことこの上無い。
結果だけ見れば去年と同じDNFであることには変わりない。
この1年間は何の意味も無かった。少なくともこのレースにだけフォーカスすれば。
もちろん何も進歩が無かったわけではない。
でも1時間集団に残れた、ということだけだ。
それ以外は何も無い。リタイアするのが早いか遅いかだけの差。
これがロードレース。完走出来なければ何も残らない。

それが嫌なら何が悪かったのか、何を改善すれば良いのか考えるしかない。
ただ、あれだけやってもこんだけ積み上げても完走すら出来ないのか、と空しくなる。
私の1年間は何だったの?と言いたくなる。
まあ何でもない1年間だっただけなんだけど。

練習をコツコツしていけば、少しずつ強くなると思っていた。
確かに少しずつ強くはなってきた。
だがその強さはレースでは全く通用していない。
まだまだ続けていけば来年は通用するかもしれない。
ただ、通用しなかったとき私はどうなるんだろうか?
どうもならないかもしれないが、多分悔しいとか感じなくなるだろうなと思う。
勝ち負けに拘らなくなるだろうな、と。
その方が楽だから。勝ち負けに拘る故に辛くなるのだから、それを止めてしまえばいい。
そしてその次はレースに出る意義が見出だせなくなる。
勝ち負け以外で楽しい要素が無い限りはわざわざ落車のリスクを背負ってまでやる理由はない。
そして最後は少しずつ自転車に乗らなくなる。
完全に乗らないわけではない。たまに思い出したように乗る。
昔はこの坂もっと早く登れたなあとか、ここ走ってた頃は良く乗ってたなあとか感慨に浸りながらゆっくり走るんだろう。
そして少しずつ年を重ねて、良き思い出として静かに自転車から降りる。
もう乗ることはない。
たまにロードバイクを見かけると美化された思い出が想起される。
「楽しかったな、自転車」と。
楽しかったのに何でやめたんだっけ?と。
でももう乗れないなあと。もう体動かないし、と。

そうやってちょっとずつ老けていくんだなーと思うと人生クソつまらんなと思ってしまった。
その人生意味あるか?と。
いや決して自転車ありきの人生ではない。
ただ、自転車ごときに振り回されるのか?俺の人生。
強くなって勝てば解決するだろと。
「あぁ自転車ね。勝てたから楽しかったよ。」と言えるのがベストであることが何故分からんの?
最初から結論が出ているどうしようもない議論をごちゃごちゃにかき回すの楽しいか?
考えて諦めてそれに納得できるならいいよそれで。
絶対納得しないし後悔する未来しか見えないのに何がしたいの?と。

これでいいんだこれで、と適当なその場しのぎで自分を納得させきれていないことに気付くときだぞ。
一生汗水垂らしていけばいいだろ。
何も無かったとしても、そもそも人生に意味なんぞない。
人生なんぞそんな高尚なものでもない。
何も無い。ただそれだけ。


辛いことを続けるのはその先にご褒美があるからだ。
ご褒美が無いのであれば、辛いことを続けるそのものが目的
にならない以外はやる必要はない。

まあ来年はいいかな、という考えが大分支配している。
3年連続DNFは死ぬほどダサすぎるし。
またダサくても止めずに続けられる人が強くなれるんだろうな。
少なくとも私には出来ないなあ。

DNFするためにあんなとこまで行く理由は無いなというのが本音である。
かといってビギナー程度の短いレースの為に行くわけもなく。
まあ残念ながら相性が悪かった、ということで。
弥彦村そのものは好きだが主たる目的がレースである以上、そこで納得いかない結果しか出てないのであればまあ言わずもがな。

また別の機会で行けたら、と思います。


(20191118追記)
最後めっちゃ自分を納得させようとしてるwww
まあ納得しなかったから今の自分があるんですが。
情けない文章の羅列ですが、感慨深いです。
色々ありましたが諦めずに積み重ねてきた甲斐がありました。
これからも積み重ねていきます。終わり。